素人ですが。
最近あまり都心に出る機会がないところへ、友人から日展のチケットがあるので行かないかとの誘いがあり、考えると日展など公募展を見たことがないので行ってきた。開催されている乃木坂の国立新美術館へ初めて行った。
設計はもう故人になってしまった黒川紀章氏。
東京は好天。日だまりはぽかぽかで汗ばむくらいの陽気で。ピカソ展も開催していたので朝一番から人が多い。その列を横目に見て日展の会場へ。
日展に限らず公募展自体の評価も下がっているとも聞くが、意外やこちらも見物客は多い。ほとんどお仕事をリタイアされた世代だった。凄いパワーあるねこの世代は。
感じたことを率直に言うと公募展って展示作品が多いんだね。ついに書は見ることなくギブアップした。ド素人目線ではあるがいくつか書いておきたいなと。
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優れた技術を使ったであろう作品も、あれだけの数の作品があると技法が同じだったり、題材や構図·色彩が酷似しているものが山ほどある。絵の巧い人たちの行く学校の全校生徒による展覧会みたいだ。ま、そういうもんやって思えばそれでいいのか。
あれではコネがあれば入選するっていう話も、申し訳ないが頷いてしまう。
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数多ある作品の中、気に入って近寄ったり離れたりしてじっくりと見たものはたった5点しかなかった。それはうさぎ1点、鳥1点、紅葉樹木1点、山里風景1点、桜1点だ。その5点は迫力を感じたし、技法や色調に独特の個性を感じた。でも何でこれがと思うものも数多く感じた。
技術は優れていても有りがちな絵が多数並べられている印象は否めない。ただこれは主観の問題なので、あくまで個人的な感想ということ。
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日本画に興味があるとはいえ、現代の作品は見た目洋画と変わらず、自分はこのような作品にあまり興味を持てないのだということを思い知る。今見たいのは速水御舟。
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京都には今も昔も画家さんが多いんだなあと実感。
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素人のくせに取っつきやすいカーテン地のような優しい「柄」のような絵にも興味が沸かなかった。色がブルー系か、または同じような色調でまとめてるようなヤツね。無難なやつはいくら技術があっても素通りしといた。
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気に入った作品のうち黄色い紅葉樹木を描いたものは、異彩を放つような作品ではないけれど、自分以外の方々の胸にも迫る迫力があったようで、数多くの人が足を止めた。
それは恐らく展示した側も同じだったようで、特別な賞をもらっているわけでもないが、非常にいい場所を与えられていた。両側にたまたま鶴の絵がある場所。こう書くだけで分かる人も世の中にはいるんだろうな。
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また、鳥の1点はその取り合わせといい配色といい、大胆な色使いや構図が元禄時代みたいだと勝手に感じた。唯一古式ゆかしさが溢れる日本画の雰囲気を感じた。
これも特選でも内閣総理大臣賞でもなかったが、自分の中の「好きな日本画」の枠にハマっていた。
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人物を描いたもので、足を止めた作品は1点だけだった。自分は人物画もあまり興味がないということ。
ランチは国際文化会館でいただく。その名も「TheGarden」。正直味はもうひとつ(笑)。価格もこれでは見合わないな。六本木のランチにはいつも本当に困る。
ただしこちらは日本庭園が美しい。紅く染まった桜を愛でながらのランチタイムはいい。桜が花を咲かせる時期もさぞや美しいことでしょう。お茶とケーキでのんびりお庭を眺めるのにはお勧め。ホットコーヒーはおかわりができますよ。
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