文化・芸術

2009/11/12

ひみこさまっ

 最近「歴女」がブームとか。テレビでも歴史を紐解くような番組が増えているし、戦国武将のファンの女子が沢山いるらしいね。家族に好きな戦国武将は誰か訊いてみたら上杉謙信だそうだ。自分は明智光秀に興味がある。

 しかしクイズ番組を見ているが全体的に歴史は苦手。特に戦国時代より前がヤバい。
 そんな自分がこんな大それたことを書くのもどうかと思うけど。

 でもさすがに卑弥呼が女王だった邪馬台国は九州にあった、いや近畿やともめていることくらいは知っている。「邪馬台国九州説vs畿内説」だ。
 歴史の授業では「おそらく九州」と教わった記憶がある。確かに中国とのやり取りには圧倒的に地理的優位。だけど教わった当時も、その後の歴史の流れから現在のことまで考えると「何で九州?」という疑問が残った。

 そこへ来て今「邪馬台国畿内説」が盛り上がってきた。ニュースでも報じられているが纏向(まきむく)遺跡宮殿サイズの大型建物とみられる跡を発見したからだ。
 宮殿のようだからといって、イコール卑弥呼がいたと直結して考えるのはあまり慎重ではないけれど、いないとは言えない。いたかもしれない。
 ニュース映像で発掘現場を見たけど、すぐ横に家が建っているような地域。もし仮に卑弥呼の宮殿だったとしたら「卑弥呼んちの隣り」ってことになる…何だか凄い。

 これから金印やら文書やら、何かしら出てきたら畿内説の信憑性が高まる。つか、決まるね。ただね何しろ1800年くらい前のことだから。その後にちゃんと保存するような活動でもあればよかったんだけど。

 ということで、九州の方には申し訳ないのだけれど、自分は畿内説に少し肩入れしている。理由はいくつかある。
 ひとつは、先述通り歴史的な流れ(歴史ド素人が言うことなので流して下さい)。後に奈良に大和朝廷ができることなど考えて。いやこれは全くの根拠なし。
 ふたつ目には自分がかなり「鹿男あをによし」の影響を受けてしまったこと。作者の万城目学氏の術中に陥ったようだ。
 卑弥呼様!!(Q太郎かい)

 こういう発掘作業や考察はきっと時間が掛ることなんだろう。考古学に疎いのでさっぱりだけど、スピーディにできる作業ではないと思う。
 九州説なのか畿内説なのか、決着する日が来るんだろうか。謎めいた卑弥呼を明らかにできる日が来るのだろうか。謎は謎のままの方がいいという方もいるだろうけど、自分は生きているうちに真相を知りたい。携わっている皆さん、頑張って下さい。

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2009/10/07

道灌まつり

 神奈川県伊勢原市の年に一度の最大のイベント(だと思う)「道灌まつり」に行きました。10月4日のことです。大輔のアシストのことを優先していて、アップが今になりました。

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 「道灌」とは太田道灌のこと。太田道灌は室町時代の武将で江戸城を築城したことでも有名です。
 ダシや御輿、地元の方々の吹奏楽、踊りなどに加えて、各所で演舞やイベントがいっぱい。古式ゆかしい扮装や甲冑に身を固めたおっちゃん、兄ちゃんが練り歩きます。京都などにはかないませんがそこそこ時代絵巻を繰り広げます。何ていうか京都のような厳粛なルールはあまりないようでみんなラフな感じですね。恐らく阿夫利神社(神奈川県の大山にある)や日向薬師に係わるお祭りなんですかね。お祭りだ、ってだけで行く軽率な自分です。

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 画像では分かりませんが、行列の旗印を見ると色んな藩のものが。真田の六文銭などまであるんです。全国から武将が集まった?ちょっと勉強不足でどういう訳かは存じませんが、自由な雰囲気には違いありません。
 面白かったのは神輿の掛け声。歌になっていました。歌詞や意味は分かりませんが、節回しが面白くて珍しいです。
 かと思えば、恐らく地元の若者と思しきバンドのロックの演奏(学園祭が懐かしい…みたいな感じの)まで多種多様なイベントが伊勢原の駅周辺にどっと集まっている感じ。

 しかし最大の関心事は芸能人が毎年やって来ることなのです。男女一名ずつ。男性は主役の太田道灌に、女性は北条政子に扮するのです。
 ちなみに昨年は高知東生氏と細川ふみえさん。今年は道灌に萩原流行氏、政子に国生さゆりさん。

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 萩原さんはみんなの声援に応え「頑張るよ!」などと手を挙げてくれ、国生さんも終始美しい笑顔。いやあお仕事とは言え、日曜の天気は晴れで陽射しがばかに強く暑いくらいだったので、きっちりと着物を着込んで化粧をして、尚且つ笑顔でいるというのは大変だったでしょう。しかも伊勢原くんだりまで、よう来てくれはった…。(自分は地元民ではないが)

 フリーマーケットや地元の農産物、また各商店もこの日は大放出。同行した母と姉はお茶屋さんで缶に詰め放題のお茶の葉を買い求め、福引きで見事にコシヒカリや果物をゲット。
Ca390371  自分は帰り際に和菓子屋で、人呼んで「あんこおやじ」の家族への土産に道灌まつりと焼き印の入った道灌まんじゅうを買いました。これがなかなかバカにしたもんではなく、美味かったんですよ!こしあんを包んだまわりの皮が黒糖の味がします。

 久々の人混みで疲れてしまい、帰りの電車ではぐったり。でも祭りは何とも好きです。

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2009/08/30

2009夏旅 ②奈良 後編

 2日目の朝、ホテルをチェックアウトした後、ホテルから近い名所新薬師寺へ。新薬師寺と言えば「十二神将」。などと言っても自分はバサラとメキラくらいしか知らないんですが…。
 御本尊の薬師如来は坐像、香薬師如来は立像、こじんまりしているものの見応えはあります。

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 帰りには金と銀の蛙がお見送りしてくれます。「頭をなでてやってください」とあるので、思わず撫でます。

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 「鹿男」のロケ地のひとつ、小川先生たちが下宿していた福原家と想定されたお宅。でも表だけ。中は全く違います。立派な町家ですね。

 ここから近い元興寺に移動します。

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 あちこちに桔梗(ききょう)が。歴史あるお寺を演出しているかのようです。元興寺について何も知らずに伺いました。いやー古い。飛鳥時代の寺(法興寺)が平城遷都とともに移転してきたとか。平城遷都…1300年前ですやん。

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 で、この瓦は1400年前に作られたものだとか。もうこれだから奈良は深過ぎて訳が分からなくなります。
 NHKの制作の方が来ていました。撮影というよりはカメラ割とか調査に来てる風に見えました。

 「鹿男」ロケ地に戻ります。

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 猿沢池の近くにある、いわゆる五十二段と呼ばれている階段です。鹿男の中でも印象的な場面でしたよね。

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 寄り道した奈良町にあるカフェです。お店もお兄さんもお洒落でした。

P8200100_2  朱雀門です。平城宮跡地に十数年前に再建されたもの。ここでも「鹿男」の撮影がされましたね。鎮めの儀式の際、多部未華子が登場したシーンは痛快でした。
 この辺りから暑さでかなり参っていました。画像も屋根の両側が切れています。まともな写真を撮れていない有様ですね。

 この後、本来は唐招提寺と薬師寺へ向かう予定でした。が、今日の居場所②にも書いたように、あまりの暑さでギブアップ。かなりヤバかったです。
 唐招提寺の駐車場に車を入れて土産物屋までは行ったのですが、そこでダウン。目が回る、分が悪くなる、息切れがする…暑さでこんなになったのは初めてでした。唐招提寺は門の外から見て帰りました。次回はぜひ。

 この日の宿は若草山の中腹にあります。山頂まで足を延ばします。見晴らしがよく、ちょっと気分がすっと清々しくなります。鹿たちは人間に頼ることなく黙々と草を食んでいるようです。

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 ここでも「鹿男」では大事なシーンを撮影していますね。自分は以前からこの若草山散策を家族に提案していたのですが、全く取り合ってもらえませんでした。あのドラマに家族がハマってくれたお陰で行けました…。

 万葉若草の宿 三笠に到着。ロビーは素晴らしい眺望。冷たいお抹茶とお菓子でもてなされました。しばし眺めを楽しみ、落ち着いてから記帳します。

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 夕食です。ひとことで言えば「湯葉&鱧(ハモ)」。量少なめのプランのはずですが、十分な内容と量です。仲居さんによれば、ないのは天ぷらだけだそうで納得。

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 牛肉は朴葉味噌に乗せて焼きます。朴葉味噌の本場岐阜ではこういう食べ方は一般的じゃないと聞いています。でもこっちの方がいいですよ。ホンマに美味い。
 刺身も美味く、稚鮎そうめんも良し、そして湯葉&鱧。最後はスイカのジェリーとわらび餅。

 食後に希望者だけマイクロバスで山頂に連れて行ってくれるというので参加。いやー、大阪のおばちゃんグループが大騒ぎで参りました…。

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 でも夜景はなかなか。あまりネオンがない奈良なのでチラつきの少ない夜景に見えました。

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 朝風呂、一番に入りましたよ。一番だから撮れたんですが。露天は小さめですがいいです。泉質も好きです。

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 朝ごはんは見ての通り。最近こういった小さな器に盛りつけてきれいに並べる系、多いですよね。でも量は食べられない者には楽しめるし嬉しいです。
 この宿はかなり自分には良かったです。最後に見送ってくれた仲居さんに次は松山に行くと話すと「坊ちゃん!行くんですか!」と連呼。何だか思い出でもありそうでした。
 この宿はまたぜひ行きたいですね。

 奈良を出る前に東大寺を裏から見て来ました。この景色はむしろ表より味わい深いですよ。まだ知らない方がいたらこちらもぜひ。

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 ってことで四国へ向かいます。続きます。

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2009/06/07

こだわり

P6060154 また散歩の話です。
 
 都営三田線千石駅近くの和菓子屋さんの「焼き豆大福」。
 残念ながらフツーの豆大福より豆が少なかったけど、頬張る時の一瞬の芳ばしさは格別。餡も餅もふんわりしています。

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 この大福を持って行った場所は文京区の「六義園」(りくぎえん)。この回遊式築山泉水庭園は柳沢吉保が徳川綱吉に与えられた地に、自ら設計したそうです。何だか凄いビッグネームだね。

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 23区内ではなかなかお目にかかれないアオサギにまで出会えた。

 吹上茶屋なんてのもあります。全体がのんびりとした空気に包まれています。

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 緑に包まれたツツジ茶屋。茶屋とはいっても東屋(あずまや)です。なぜツツジなのかというと柱などにツツジの古木を使っているそうです(一部サルスベリ)。

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 実はこの日の「一番」はコレ。

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 都電の庚申塚駅のホームにある甘味屋さんでの食事です。こだわりセット。こだわり焼きそばとぼた餅(おはぎ)のセットです。
 この焼きそば、マジで美味い…絶品です。もちろんおはぎも美味いです。ただし結構な量なので夕飯も食べられませんでした。

 ここはよくTVで紹介されていて、よく行列ができています。行列ってのは嫌いなんで、今まで食べそびれて来ました。この日は空いていたので念願の焼きそばにありつけました。王子方面のホーム上にあるのがまたユニーク。

 最後にに寄ったのは鬼子母神。

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 鬼子母神近く。フランス国旗を思わせる床屋さんのトリコロール(本当は動脈・静脈・包帯を表現しているけど)。
 色んな意味で、頑張れ松井さん。

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2009/05/27

東京藝術大学大学美術館

Amamonzeki  先日、上野の東京藝術大学大学美術館へ行き、皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」を見てきました。
 実は当初ルーブル美術館展に行くつもりだったのですが、30分待ちの行列を目の当たりにして断念、急遽藝大へ行ったのです。
 そもそもアートを見るのに行列をなし、その上見たい絵画の前で背伸びをしてチラ見、なんてのは自分には耐えられないのです。同行した姉も「フランスに行けばいいのよね」と行く予定もないけど、自分を納得させていました。

 ところが急遽の行動は自分たちには正解だったようで、じっくり堪能しました。最近モダンなアートを見る機会が多かった自分ですが、やはりこの手は好きです。

 自分は今流行りの「歴女」ではないので、こういったものに全く知識はありませんでした。そもそも「尼門跡寺院」とは何ぞや?というところからスタートです。
 藝大美術館のHPから引用させて頂くと
 日本の古都、京都・奈良には今でも13ヶ寺の尼門跡が残っています。 尼門跡とは皇族・公家など、高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を 持つ寺院で、わが国が世界に誇れる文化遺産です。
 
だそうですよ。確かに館内でもそのようなことが書いてありました。

 品格が一段と高い方々によって営まれてきた寺院の品々ですから、見事な細工ものや華麗な装飾品が多数あり、現代の美術品、工芸品にも影響を与えたのではないと感じます。
 また、今や修学院離宮の寺院で(ちょっとあやふやだよ)公開されていない林丘寺のものなど貴重なものをみることができました。

 ただ、自分たちは出品リストを手に詳細なことも分からないまま見てしまいましたが、入り口でヘッドフォンを借りて(有料)解説を聞きながら歩くのをお勧めしたいです。もちろん、お詳しい方は別にいいんですが。
 ここであの「ぐるっとパス」を使えて少し割引になりました。

 またこちらのミュージアムショップは他の美術館のショップに比べて幾分価格が安い気がします。自分はおしゃれなトートをひとつ購入しました。

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 画像は修学旅行生たち。多数の学校が一時に集まっていました。凄い人数でした。そういう時期なんですよね。「どこから来たの?」と聞きたい気持ちを抑えていました。あー話してみたかった…。

 暑さと歩き疲れで、藝大美術館の外観の写真は撮り忘れました…。上野の森の中素晴らしい環境です。あることを除けばですが。

P5210074  ランチはまたまた東京都美術館で。藝大のレストランはすごい行列だったのでやめました。行列、本当に嫌い。なんかフツーのカレーです。本当にフツー。可も不可もなくなく。


 その後、一転して十条へ移動。母の洋服や自分たちの洋服を破格の値で購入し、いつも並んでいる鳥大さんのチキンボール(1個10円)を買ったり。芸術を欲したり購買欲に負けたりの初夏の1日を過ごしました。

P5210077  そのチキンボールはつくねフライのようなものだったので、さっぱりと大根おろしで頂きました。画像良くないですねー!
 でも夕食の脇役には十分な一品だと思います。一人当たり50円だよ…。

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2009/05/13

谷中・上野

 また散歩かよって感じでしょう。散歩ブログはもう少し続きます。行ける時に行ってるというか、なるべくお金のかからないレジャーを楽しんでいるというところ。

 この日は都電に乗りたいという自分と谷根千(谷中・根津・千駄木)あたりから上野を散歩したいという家族のコラボ企画。都営の一日乗車券と京王線の自分の駅から新宿までの往復運賃が2割引きのセット「1日乗車券 都営まるごときっぷ」があり、移動に都バスを使うのでかなりお得だと分かり購入。これは便利。

 都営三田線の千石駅で下車してスタート。

 で、バスで根津神社入口まで。で、間違えて根津神社とは反対方向へ歩いてしまった。つまり谷中側。でもこういうときって思わぬ発見があるもの。しばらく歩いたところにあったギャラリーで鍛金造形作家の藤田政利さんの個展をやっていた。かつて多少なりともデザインを勉強してた自分と家族であり、なおかつ動物好きの自分たちには見過ごせないものが並んでいた。

P5120040 小動物などを一枚の金属を叩き出して作っている。その動きのある軽やかなこと。愛らしいこと。ご本人がいらっしゃって気さくに対応して下さった。写真も撮らせて頂いた。
 いやー、作品はとても手が出ないのでポストカードを買ってきた。ま、記念品と言ったところか。

 存じ上げなくて大変失礼しました…帰宅後、ネットで検索してびっくり。かなり輝かしい経歴をお持ちの作家さんだった。数々の賞を受賞され、東京都現代美術館など数多くの美術館に収蔵されているとのこと。
 谷中は結構ギャラリーが多い。東京芸大が近く、卒業された方にとっては馴染みもあるでしょうし、古い街並みの中のギャラリーは雰囲気もいい。あ、藤田さんは芸大卒業だそうです。

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 個展は5/17までギャラリーTENにて。
 台東区谷中2-4-2 駅は千代田線の根津が近いです。

 寺町をしばし散策。画像上「愛染かつら」のヒントになったという自性院愛染堂。愛染明王は拝めず。画像下、長久院はしっとりと落ち着いた佇まい。

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 古木と一体化した商店。

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 国際子ども図書館。約100年前に設立。明治が香る建物と現代的で実用的な入口が対照的。

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 東京都美術館でランチ。中がケチャップライスではないオムライス。展示は素通り。あんなに沢山の美術館がありながら…。どうもあの家族は自分も絵を描く人間なのに美術館は退屈らしい。

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 上野動物園で「ぐるっとパス」を使用。また動物園。でもここには会いたい子がいる。ハシビロコウだ。いつだって哲学的な表情でじっとしている。体の割に頭がでかくないか?それにクチバシ大き過ぎやしないか?まるで仮面をつけているような。

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 プレーリードッグが可愛らしかったね。その奥にアメリカバイソンがいるのだが、その巨体は身動き一つしなかった。あまりにケージが狭い。バイソンだけではなく他の動物も全体的にケージが狭い。町なかの動物園でもあるし、ずいぶんと古いし、仕方がないのかもしれないが、自分は多摩動物公園のような自然の中の施設の方が好きだな。

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 帰り際ペンギンを見たら、餌の時間に貰おうとしているのかゴイサギが1羽紛れ込んでいた。ゴイサギもモノトーンだし小さめで似ているため見逃しそうだった。

 池之端からバスで大塚、大塚から都電で早稲田、早稲田からバスで新宿。これぞ暇人ならではの散歩。

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2009/04/24

三鷹市美術ギャラリー

 先日、西荻窪へ行った帰りに三鷹に寄った。このブログで書いたぐるっとパス2009」を携えていたので駅前のビル、CORALの5階にある三鷹市美術ギャラリーへ。これで2展示目。展示って単位はおかしいけど。
 ここは企画展もやるが貸し出しもしている。

 ちょうど4/18からラウル・デュフィ展が始まったばかり。正直名前は聞いたことがあるが何も知らない。全然期待していなかった。
 結果から先に言うとぐるっとパスでお得に行ったのに、帰りに画集というほどでもないが作品を載せているラウル・デュフィ展の記念作品集を買う始末。一番有名な作品は「電気の精」。

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 最近どちらかというと日本画に傾倒していたがこれは好きになった。

 またも素人目線なのでおかしなところもありましょうが目をつぶって下さい。

 若い頃の絵は印象派の影響を受けたような力の入った作品。が、どんどんこなれて来てるんだよね。油彩ありガッシュあり鉛筆、ペン…様々な作品で全く飽きることなく見た。
 競馬ファンなら必ず知っているフランスのドーヴィル競馬場の風景、馬の作品、あるいは高貴な人々のいる風景が多いので、てっきり彼自身も上流の人間かと思いきや、非常に苦労していたらしい。

 簡単な線、大胆な筆遣いであるにもかかわらず、臨場感に圧倒された。 
 特にそれを顕著に感じたのは4点あり、そのうちの2点は「収穫」「ラングルでの収穫」。黄金色の麦畑が風になびいて波を打っている様が、大胆で簡単な筆遣いで完璧に描かれていた。しばらく絵の前から動けなかった。この2点は非常に似ている作品だけど、後者の「ラングル…」は収穫風景にもかかわらず、手前の端に裸婦がいるんだよね。何だろうね。ここでモデルを使って描いてたのか?何だか面白くて笑った。

 「ドーヴィルのレガッタ」という2点の連作。レガッタと言っても自分が知るレガッタ競技の舟とは趣が違って、どちらかというとヨットに近い感じ。舟の帆は今にもパタとはためきそうだし、波が動き出しそうだし、これまた動けなくなった。しかもまた書いとくけど、決して細密に描いている作品ではないので。どうも自分の琴線に触れてしまったらしい。

 その他の作品も凄い。トレーシングペーパーにペンで描いたものなどもいい。また有名なボッティチェリの「ビーナスの誕生」を模したものもあったが、自分はボッティチェリのあの作品よりこっちの方が好きだ。
 
 徐々に作品の色合いも線もふんわりとしてくるが、多くの作品でコバルトグリーンのような色を非常に効果的に使っていた。それと色の乗せ方も好きだ。すごく躍動感があるような気がする。
 後期にはまた室内楽やオーケストラ、町の風景が増えてフォービズムっぽくなってきている。

 もちろん「電気の精」(10枚の連作)も展示。世界の(おもに欧米)沢山の偉人達を風景に織り込んだ作品。アルキメデスからマリー・キュリーまである。非常に楽しい。

 また器用な方で、広告も描くし、テキスタイルもデザインされていた。テキスタイルのデザイン画はこれまた絵画として実に素敵なものだった。以前行った日展やらarts&crafts展なんかより数はないけどずっと好きな絵だ。
 時代を反映してか挿絵もやっている。

 見終わって、気に入った作品のポストカードでも買って帰ろうかと思ったら、上記にあげた作品のものでは「ボッティチェリのビーナスの誕生」しかなかった。どうも自分は嗜好が一般的ではないらしい…。もちろん全部いいとは思ったが、その中でも自分はあまり好きではない空気感を持った後期の室内楽の風景などが一般には受けているらしい。ただ優しい色合いの女々しい絵は自分は興味がない。でもこの透明感や臨場感は新鮮だった。デュフィを今頃知ったのかと怒られてしまいそうだけど。

 ま、そういうこともあってこの展覧会の作品集を買ってみた。やはり目の前で見た感動までは味わえないが、思い出すことはできる。しかしこの印刷、再現性悪くないか? 

 三鷹市美術ギャラリーでの展示は6/28まで。その後の日程は以下に掲載しときましょうか。日本初公開の作品も多々あるのでよろしかったら。

 ■栃木展 足利市立美術館     2009/7/4~8/16
 ■京都展 美術館「えき」KYOTO   2009/8/29~10/4
 ■大分展 大分市美術館       2009/10/23~12/13

 さて次はどこの美術館に行こうかな! 

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2009/04/08

さくらさくら、ぐるっと。

 これで3年目でしょうか。ふろむいなりさんからいただきました、今年も恒例の武道館の堂々たる風景です。TheJAPAN的な匂いしますよね。いなりさんいつもありがとう。

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 思うんですが、桜って艶っぽいですよね。特に一本だけぽつんと立ってるのなんか。しなっとした和服の遊女みたいな。個人の感想ってやつですが。

 ところで東京・ミュージアムぐるっとパス2009を購入してみました。定価は2,000円也。でもお得な買い方があって、自分は2割も安く買えました。

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 切符式みたいなもんで、載っている施設へは一度限りしか行けませんし、全ての施設に無料で入れるわけでもありません。企画展は割引とかね。それに最初の使い始め(言葉がダブってるけど)から2ヶ月間しか使用できません。こら、忙しいぞ。

 それでもかなりのお得感があります。それに美術館や博物館ばかりではなく、動物園・水族館なども対象施設です。
 さてさてどこへ行こうかな。行ったらまた書きますね。

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2009/03/13

ARTS & CRAFTS

 上野の東京都美術館で開催中のARTS & CRAFTS展に行ってきた。招待券が当たったので(笑)。

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 分野は違うがデザインの勉強をしていたこともあり、興味がないわけでもない。だけど、19世紀に活動していたウイリアム・モリスなどの英国中世風の世界には、残念ながら全く心が動かなかった。
 現代のデザインに大きな影響を与えたことは分かったが、だからといって自分にはどうしても響かない。こういうのばかりは好みなので仕方がない。

 でも何点か感動した作品はある。D.G.ロセッティのステンドグラス、また20世紀に入ってからのヨーゼフ・ホフマンのカトラリー。このカトラリーなどは現在なら洗練されたフレンチやイタリアンの店などで使ってたら、物凄くカッコいい品だと思う。調べてみるとALESSIからヨーゼフ・ホフマンモデルとして販売している。高いけど…。

 そうこうしているうちに、日本の民藝運動の祖、柳宗悦、河井寛次郎、棟方志功などの作品が出てくると頭が冴えてきた。いわゆる琴線に触れたのかな。
 柳宗悦以前、室町や江戸期の品でも本当に無駄のない美しさがある。それを意匠として洗練したのが彼らなのではないか、と何も勉強はしていないのでいい加減な発想だけれど、そう感じた。

 日本が独自に昔から育んだ意匠に、西洋のテイストがマッチした三国荘の再現は本当に良かった。自分にとってはあれがなければ来た意味がないくらいだった…。

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 この日の東京は快晴。平日なのに上野公園には人が結構出ていた。桜の開花予想は3/24。今日、去年より11日早く福岡で開花したそうなのでもっと早いのではないだろうか。
 我が家では夏に咲く一年草のサフィニアがついにずっと咲き続けている。たぶん今年の夏はサフィニアを買う必要がないだろうな。

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2008/12/04

素人ですが。

 最近あまり都心に出る機会がないところへ、友人から日展のチケットがあるので行かないかとの誘いがあり、考えると日展など公募展を見たことがないので行ってきた。開催されている乃木坂の国立新美術館へ初めて行った。
 設計はもう故人になってしまった黒川紀章氏。

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 東京は好天。日だまりはぽかぽかで汗ばむくらいの陽気で。ピカソ展も開催していたので朝一番から人が多い。その列を横目に見て日展の会場へ。
 日展に限らず公募展自体の評価も下がっているとも聞くが、意外やこちらも見物客は多い。ほとんどお仕事をリタイアされた世代だった。凄いパワーあるねこの世代は。

 感じたことを率直に言うと公募展って展示作品が多いんだね。ついに書は見ることなくギブアップした。ド素人目線ではあるがいくつか書いておきたいなと。


 優れた技術を使ったであろう作品も、あれだけの数の作品があると技法が同じだったり、題材や構図·色彩が酷似しているものが山ほどある。絵の巧い人たちの行く学校の全校生徒による展覧会みたいだ。ま、そういうもんやって思えばそれでいいのか。
 あれではコネがあれば入選するっていう話も、申し訳ないが頷いてしまう。


 数多ある作品の中、気に入って近寄ったり離れたりしてじっくりと見たものはたった5点しかなかった。それはうさぎ1点、鳥1点、紅葉樹木1点、山里風景1点、桜1点だ。その5点は迫力を感じたし、技法や色調に独特の個性を感じた。でも何でこれがと思うものも数多く感じた。
 技術は優れていても有りがちな絵が多数並べられている印象は否めない。ただこれは主観の問題なので、あくまで個人的な感想ということ。


 日本画に興味があるとはいえ、現代の作品は見た目洋画と変わらず、自分はこのような作品にあまり興味を持てないのだということを思い知る。今見たいのは速水御舟。


 京都には今も昔も画家さんが多いんだなあと実感。


 素人のくせに取っつきやすいカーテン地のような優しい「柄」のような絵にも興味が沸かなかった。色がブルー系か、または同じような色調でまとめてるようなヤツね。無難なやつはいくら技術があっても素通りしといた。


 気に入った作品のうち黄色い紅葉樹木を描いたものは、異彩を放つような作品ではないけれど、自分以外の方々の胸にも迫る迫力があったようで、数多くの人が足を止めた。
 それは恐らく展示した側も同じだったようで、特別な賞をもらっているわけでもないが、非常にいい場所を与えられていた。両側にたまたま鶴の絵がある場所。こう書くだけで分かる人も世の中にはいるんだろうな。


 また、鳥の1点はその取り合わせといい配色といい、大胆な色使いや構図が元禄時代みたいだと勝手に感じた。唯一古式ゆかしさが溢れる日本画の雰囲気を感じた。
 これも特選でも内閣総理大臣賞でもなかったが、自分の中の「好きな日本画」の枠にハマっていた。


 人物を描いたもので、足を止めた作品は1点だけだった。自分は人物画もあまり興味がないということ。

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 ランチは国際文化会館でいただく。その名も「TheGarden」。正直味はもうひとつ(笑)。価格もこれでは見合わないな。六本木のランチにはいつも本当に困る。
 ただしこちらは日本庭園が美しい。紅く染まった桜を愛でながらのランチタイムはいい。桜が花を咲かせる時期もさぞや美しいことでしょう。お茶とケーキでのんびりお庭を眺めるのにはお勧め。ホットコーヒーはおかわりができますよ。

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2008/07/10

西荻でアート

 堀口ミネオさんという造形作家で立体イラストレーターがいます。親戚なんです(笑)。今、東京・西荻窪のGallery+Café MIZU NO SORA(みずのそら)で陶芸家・柚木寿雄さんとの合同展「ふたたび文月に…」を開催しています。
 ※2008/7/13まで。堀口ミネオさんの昨今の活動などは上記リンクからHPで。

 今日はそのギャラリーMIZU NO SORA」さんにお邪魔しました。西荻窪からちょっと距離があります。善福寺川などを越えてお散歩気分で行けるんですが、ちょっと今日は暑かったな!
 で、着くなり暑い暑いなんてつい言ってしまって、ギャラリーのオーナーさんに随分と気を遣わせてしまいました…。


Ca390175 「ハコ」であるギャラリーから。平屋建ての古家を改築して素敵なギャラリーになっています。
 奥にはカフェもあり、中庭のプールのような池のような水面を見ながら、そして展示物を見ながらお茶もできます。近所だったら通ってしまうかもしれません。

 柚木さんという作家さんは全く存じ上げていないのですが、小さな香炉やお皿たちが並んでいて素朴で温かみのある作品だなあと思います。正直ちょっと欲しいのもありました。

Ca390171 Ca390173  一方、堀口さんは…相変わらずポップでカラフル。柚木さんの作品との対比がちょっと面白い空間を演出しています。
 昨今の堀口さんの作品をすべて知っているわけではないので十分な説明にはなりませんが、虫や小動物をデフォルメした感じの可愛らしくて愛情たっぷりの作品だと自分は勝手に思っています。
 毎年色んな場所で個展を開いていて、青山だったり池袋西武だったりしているので、もしかしたらご覧になったことがある方もいるかも知れないですね。


Ca390174  今回の作品は紙で作られているものが多いですが、私のイメージではミネオさんと言えば「紙粘土」。虫シリーズなんか超好きです。
 壁の木枠の中には沢山の猫がいて壁にかけられていますし、ユニークな鳥の作品が柚木さんの土の色の陶器の間にちょこんちょこんと居座ってるのも面白いです。

 子どもから大人まで楽しんで見られる作品です。もう開催日があと僅かになってしまいましたが、西荻近辺にお住まいの方、もしくはご用があって西荻方面においでになる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。

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2008/07/05

My Style

 梅雨の晴れ間かなと思ったら大雨が降ったり、不安定な天候が続いています。皆さんお変わりありませんか。

 2005年の7/5に始めたこのブログは昨日で丸3年経ち、今日から4年目に入りました。こんなブログでも続けてこられたのは、読んで下さる方がいたお陰に他なりません。
 毎年同じことを言ってるかもしれないけど、ブログをやってきて一番良かったのは、ここで全国の皆さんと出会えたこと。松井大輔ファンはもちろんのこと、それ以外の方とも知り合えました。中には会ったりできてるし。
 それに職場等で知り合った方々とここで繋がっていられるという利点もあります。そういう方とはどうしてもだんだん疎遠になってしまいますが、時折思い出して下されば嬉しいです。

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 4年目突入最初のお話はダンサーの大前光市さんです。昨夜(7/4金曜日)NHK教育TVの「きらっといきる」にご出演のダンサー。今日、このブログで知り合った知人から「友人が出る」と連絡を受けて拝見しました。この番組は障害者の方たちに元気で素敵な毎日を送って欲しいというような明るい番組です。

僕は僕のスタイルで踊る

080515inokashirabunkaen_8s  障害者に対して
『“可哀相”などという気持ちを持つのではなく、自分もそうなってしまった時には参考にすべきなんだ。彼らは少し不便だけど不幸じゃないんだ』
 と感じたのは、あの乙武君の「五体不満足」以来でしょうか。それまでは正直接し方に躊躇する時もありました。

 大前さんは28歳。なかなかのイケメンです。プロの劇団にも呼ばれる実力を持っています。
 活躍中の5年前、オーディションの直前に交通事故に遭い片足を失いました。ダンサーとしては致命的。だけど彼にはダンスしかなくて義足を付けてダンスの稽古を始めました。いくら実力者だろうと、それは大変な苦労があったと思います。最初はあまりにできなくて泣いてしまったそうです。当たり前だよ。
 ダンス用の義足を作ってもらって練習を重ね、義足とは思えないダンスを身に着け(それもまた凄過ぎる)また大舞台に立てるようになったそうです。

 しかし無理が祟って義足が使えなくなった時に義足を付けずに舞台に立ったのです。要は膝で立ったり、片足で立ったりするわけです。
 それがね、健常者がわざとそうしているのかと思えるほど自然で個性豊かな動きになっているんです。つまり彼のスタイルを編み出したってところでしょうか。こういう動きを教えてくれる方はいませんから、自分で勉強されたんだそうです。特に驚いたのは武道の動きから学んだという、片膝ついてる状態から立ち上がる仕草。

 また、寝ころんで野球のボールを背中と床に挟んでマッサージすると言ってましたが、実はこれいつも行く接骨院の先生もテニスボールでやっていると勧めてくれた技。みんなおんなじやん。

 毎年行われている「京都国際ダンスワークショップ・フェスティバル」でフランス人の振付家に師事し稽古を重ね、見事フランスでの研修にふさわしい4人に選ばれたそうです。振付家の先生も彼の感性や表現力に驚いていました。

 ミュージカル劇団も立ち上げてます。京都の小学校でミュージカルを演じました。傍目に見ても片足がないことが何も障害に思えません。むしろ役柄のピエロを演じ切っていました。

 お情けじゃなくて、頑張っているダンスを見せるんじゃなくて、「人はここまでできるんだよ、俺を見てごらん、こんなこともできるじゃん」と提示していきたい

 と彼は言っています。同情されたら一番失敗やと。いやいや同情なんかひとつも沸きませんでしたね。足がどうこう、じゃないんですよ。ダンスの善し悪しでしょう?だったらそれでいい。
 彼は怪我によって沢山の試練ももらっただろうけど、逆に沢山の能力も開花したし、何しろ個性で輝いていることが不謹慎かもしれないけどむしろ羨ましいくらい。
 これ、片足失わなかったらどうだったんでしょう。もちろん負けん気は相当なもんみたいやし、実力もあったでしょうけど、もしかしたら今の方が人間としても成長したんやないでしょうか。

 感動したんですよ。彼に直接ではなくて、彼の舞台を見ている小学生の子供たちの純真な心に。目をキラキラさせて見入っていました。これこそ舞台人の望むものではないでしょうか。人を感動させる演技や舞踏ができるなら、障害なんて関係ないということです。
 確かにダンスって聞くと 踊る=>両脚で みたいな印象でしたが、手でも片足でも表現は可能です。しかも彼は片足のすべてを失っているわけではないようですので、脚を開いて演技したりもできるのです。ほな尚のこと可能性は無限大ですやん。

 友人によれば、結構セクシーな方だそうで。あの番組を見てファンも増えたかもしれないですね。もてる人だと思いますよ。結構自信家だし。いい意味でね。

 すべての方が障害を克服して成功の道を歩んでいるわけではないですよね。だから私たちもですが、障害を背負って迷って悩んでいる方にこそ見て欲しい。自分はめっちゃ元気頂きました。 

唯一無二になりたい

 と、大前さんはしめました。もうお気付きの方もいると思います。
 関係ないけど話をサッカーに持って行くね。サッカーは一人じゃできないからいつも「My Style」でできるわけじゃないですが、松井君らしい、松井君しかできないあのスタイルをどこか貫いて行って欲しいなと思ったわけです。きっと松井君自身も唯一無二でありたいと思ってると思います。
 自分もそうありたいと今夜思いました。

 いつも言うてるけどな、やっぱ前向きでいかなあかん。せっかく与えられた命やもん。

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2008/05/09

鎌倉行き 5/3のこと

Ca390131  GWのことをいくつか。まず5月3日は法事で横浜の某公園墓地へ。小雨だったにもかかわらず、法事の間には雨もやんでくれた。曇り空ではあるけれど花が咲き乱れ、よく整備された霊園は故人も残された自分たちもゆったりできるような気持ちに。

 ここから来た道を帰ればいいのだが、そこは「寄り道好き」。藤沢までバスで出る。本来そこから小田急線に乗って帰ればいいのだが、家族の熱い要望で鎌倉まで江ノ電に乗る。GWの江ノ電だからそれは混雑。でもアジサイの季節に較べたらまだマシなのかもしれない。

Ca390141 Ca390136  一昨年、友人と鎌倉に行った時には確か鶴岡八幡宮は改装中だったけど、今回は参詣。防衛大の学生さんたちが結構お参りに来ていた。
 またこの日に結婚式を挙げていたおめでたいカップルも。ちょっと無断ですいません。白無垢が可愛かった。

Ca390140  境内には樹齢千年以上のイチョウの木がある。幹はでかいけどあちこち割れていて、頑張れと言いたくなる。画像はそのイチョウの葉。全体像を撮りたかったんだけど、何だかアングルも構図も決まらなくて。

 鎌倉には台湾リスが繁殖している。動物好きの自分には可愛いけど、生態系に影響するから外来種が増えていくのは問題だね。でも彼らには何も罪はありません。すべて人間の行為の結果。

Ca390145  池にはマガモとアヒルのツーショットも。ずっと二人(?)で並んでて、まるでデートしてるみたいに仲良し。なんてオス同士かもしれん。

 帰りに小町通りへ。母の日に届くようにサクランボの和菓子を購入。

P5090523  ここ小町通りで絶対寄りたい店がある。「海松色(みるいろ)」。前述の鎌倉詣での際にちっさいガラス細工のサッカーカエルを購入した店。器も雑貨も自分好みなので、ワクワクする。そこでまたカエルを購入。我が家に帰って3人並べて記念撮影してみた。酒瓶を抱いて寝ころんでいるヤツもいいけど、実はこの椅子カエルが妙に気に入った。じっくり眺めていたら、お店の方に「お気に召したようで」と。「だってカエルなのに椅子で、椅子なのにカエルですよ!」と私が言うとその方も笑っておられた。ラッピングも貼るテープもみんなグリーン。このこだわりが好き。
 結構カエルグッズ好きなんで、今後も増えそう。このカエルシリーズは実は吉祥寺でも買えるのだけど、できるだけここで買いたいのは何故。

Ca390148  歩き疲れお茶をする。先ほどの海松色さんの横を入った行き止まりにある和風のカフェ。鎌倉が、京都と同じく古都であることを改めて認識する雰囲気。
 ここで自分は抹茶のジュースと湯葉のチーズケーキを。これが…んまい!!チーズケーキはこってりしっかり系が好きなのだが、これは湯葉を使っているだけあって柔らかい。だけど味は濃厚。口の中でとろけていく。いやこれはやられた。鎌倉に来たら今度もここへ来る!店の名前を忘れたけど、場所は覚えた!

 鎌倉から今度はJRで大船経由藤沢。そして小田急で帰る。法事の帰りなので慣れない黒づくめのパンツスタイルで歩きまわって、相当ぐったり。

 GWのお話は、申し訳ないけどまだまだ続きます。

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2008/03/01

がらくた骨董市

Machida_2   東京の町田市にある町田天満宮に行った。梅が咲き誇っていた。
 毎月1日に催される「がらくた骨董市」へ友人に連れて行ってもらった。着物好きの友人はここで半襟やら帯揚げやら、時には着物をを破格の値で仕入れたりしている。
  昨今のフリーマーケットなどとは違い、ちゃんと古物商が出店している。がらくた市のメインは和服、と言っていいと思う。比較的新しい物から時代を感じる物、かなり年季の入った物まで多種多様。全く和服を着る習慣がない自分にも楽しい。しっかりした古布があれば小物をリメイクしたい衝動にかられ、探し回ってみたがなかなかコレという物には出会わない。良いものは古くても高いものだ。

  着物は奥が深い。友人は普段から和服でいられたら嬉しいくらいの人だが、実際なかなかそうはいかない。色んな着物を見ることによって目を肥やし、やがて着こなし、安く手に入れた古いものや上級者向けの着物などをサラリと粋に着こなしたらかっこいい。彼女は上背があって、着物を見る目があるので着る機会さえ増えれば自ずとそうなるなぁと少しうらやましく思う。

  この市には自慢の和服姿で来る人も多い。オーソドックスなきっちり和服の方、大正ロマン風に着る若い人、今時の感じで着崩す人(自由なようだけどやり方間違えるとNGなのは素人目にも分かる)、着物を洋服にリメイクして大胆な感じの人…いずれも普通なら目立って正直浮くが、ここなら何でもありというわけだ。

Machida_9  男性の和服はほとんどないが、男性用の角帯を発見。「家族」が夏に着る浴衣に良さそうなので写メを送ると、普段なかなか返信しないのヤツなのに即OKの返信が来た(笑)。1500円の表示だが値切って1200円にまけてもらった。

Machida_8   着物以外ももちろんある。食器類は一番期待していたが、先に書いたようにこれはフリマではなく古物商の扱う品だから良さげなものはほとんど安価ではなかった。

Machida Machida_5  普通の古物商の方はほとんど気さくな感じで話すところ、真面目そうな方がペルシャのキリムについてマメ知識を伝授してくれた。何故ペルシャの物は高価か、いかに古くなると味わいがでるか、汚れの落とし方まで。明らかに買えない二人だと分かった上で穏やかにそして熱く語ってくれた。お仕事頑張って下さいと願いたくなる。
Machida_7  また、こんなんが商品になるんかいな的な懐かしい日用品、怪獣のソフビ人形、戦前の相撲のチラシ、NYのあるブランドの服(可愛いけど高い!)…ぐるぐる何度も回って歩いた。

  また色んな勉強になりました。また、絶対行く。

 町田天満宮★がらくた骨董市
 ★毎月1日(1月は11日開催)
 ★時間は夜明けから日没まで!

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2007/10/10

お笑い閑話

 長寿番組「笑点」を時々見ている。現在の大喜利メンバーで好きな噺家は春風亭昇太。大喜利の自己紹介で落語会の宣伝などすることなく、いかにダメな自分の話をして「それじゃダメじゃん」の自虐的な一言で締める。アレがいい。彼は独身を謳歌しつつ、芸も磨いている。軽いノリだけど今後も楽しみな噺家さんだな。
 あとは泥棒ネタが冴え渡る三遊亭小遊三。適度な下ネタも必要だよね。しょうもないダジャレだけの噺家は興味がない(ほとんど名指し…)。

 だけど実は笑点の大喜利前の漫才やコントに誰が出るのかが楽しみ。先日問題があったタレントが渡米前に収録したものが流れた。先週はナポレオンズ。そろそろ出るんじゃないかと思ってた。彼らは実はすごいマジシャンだと思っている。

 漫才には自分なりのこだわりがあり、二人のバランスがいいコンビが好きだ。一人が目立ち過ぎると長続きはしない。さまーず、爆問など絶妙なコンビだと思ってる。さまーず大竹の何を言い出すか分からない破天荒ぶりはネプチューンのホリケンといい勝負だ。最近関東ではあまり見ない(私がお笑い番組を見ていないせいか)けど、笑い飯は今後どうなるのかすごく期待しているんだけど…。
 昨今漫才やコントの芸人がテレビでネタをやるのは限られて来てるし、バラで活躍したりする。確かにそれもいいけど、基本的にネタが面白い人が好きだ。
 ピン芸人にはまってもいたが、これまた一緒でネタを見る機会があまりない。劇団ひとりなんかネタでのして来たはずなのに。やはりどこかに見に行かなければならないのかなぁ。

 明らかな一過性のお笑いは、楽しいけどもういい。10年先でも見たい芸人のネタを見たい。関係ないけどチュートリアルは福田君が好き。

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 昔ながらの歌謡漫談グループ「東京ボーイズ」のリーダー旭五郎さんが原発不明のガンで亡くなった。随分前から知っているのにまだ63歳という若さ。今年の正月番組か何かで見たばかりだった。アコーディオンを担当していた。今時の笑いではないけど、こういう笑いでホッとしていた自分はやはり前近代的日本人かなと思う。年に何度も見ているわけではないのにこれから彼らを見られなくなるのは非常に寂しい。
 ご冥福をお祈りします。

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2007/01/30

今も昔も

P130004925_1 P130005725   とある都心の神社。この近くで生まれ育った父が幼少の頃にはよく縁日に行ったという。今はその上にまるで覆い被さるように新しい高層ビルが建ち、様子はかなり変わっている。
 そのことを父に話したら驚いていたので写真を撮って見せることにした。

 今は禁煙でオフィスを追い出されたサラリーマンの憩いの場になっているようだが、意外にも参拝者も結構いる。周辺はすっかりオフィス街だが、近隣の人々の暮らしにも潤いを与えているようだ。
P130005225 都会っぽく様変わりしているが、これはこれで現代を生き抜くための選択みたいな感じがする。とりあえずあるんやし。それに夕景はなかなか美しい。
 2月3日は節分の祭事あり。会社は休みだからわざわざは行かないけどなー

 ところで以前Marunouchiという記事で書いたんだけど、大輔王子が尾崎豊に似ていると言った友人が今度は「橋下弁護士」に似ていると言い出した。どうよ。私は橋下さんは嫌いじゃないけど、似てるとは思わんなあ…。

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2007/01/13

日本人と外国人

どんな腰が痛かろうが、どんな怪我をしていようが、あそこにちゃんといるんだ。どこにいても、どんな状況でも、どんなチームでも自分らしいプレーというか、いつもあそこにダイがいるんだなっていうプレーをできることが僕としての目標…

Soccerearth070112  正直、新技ってお前腰痛やろが…と思って見たが、もう年末でもかなり回復してきてたんだね。大急ぎで日本に戻って沢山の仕事をこなして、あっという間に帰国して行った松井大輔
 「サッカーアース」では力を抜いた会話。「すぽると!」ではフランス人で理解者でもあるフローラン相手にリラックスして、でも真剣に語るいいインタビューになっていたと思う。
 東京タワーか。年末暇してたん…教えてくれれば行ったのに。水臭いなあ大輔。

 ところでフローラン・ダバディ氏は昨夜「英語でしゃべらナイト」でもその日本精通ぶりを余すところなく披露していた。彼の操る言葉は難しいが内容は極めて分りやすく、私は前から好感を持って見ている。祖父はPSG創設者だしね。しかし静岡大学に留学してたのんは知らなかったなあ。しかも研究してたんが島崎藤村やって。渋いよ。

 日本には他国にはない「粋」があるという。これは以前にも聞いたことがあるが、粋を他国語に訳すのが難しいようだ。英語で…の中でマーティが「NYに粋があるなら日本に来なかったよ」と言っていた。考えてみれば日本に住み着いている外国人のほうが、遥かに日本人より日本を愛している。
 雑多な街がイヤで外国の美しい町並みに憧れている日本人。私は日本にこだわって旅行しているが、やはり古きよき日本が好きだからだ。雑多でアジア的なごみごみした東京なんか嫌いだからだ。
 だが、彼ら外国人は雑多に何でも受け入れる文化の日本をこよなく愛するという。これには目からウロコが落ちた。
 京都のある寺では、景観を損ねてしまうマンション建設の反対運動を先頭を切ってやってくれているのは外国人だと住職が言っていた。然り。

 逆に外国に出ると日本の良さが分るというが、大輔はどうだろう。サッカーをやる環境が恵まれているとか(ピッチなど)、食べ物が美味いとか、まだそんな所かも知れないね。

070112sport_1  今までも彼が各誌のインタビューなどで言ってきてるように、日本人の甘さを語っている。彼自身も含め、プロ意識が違っていたと。それは日本人全体に言えることで、とかく「一生懸命」をカッコ悪いとする傾向がある。特に若いうちは。
 だけどフランスでそんなことを言ってたら、あっという間に陥落する。怪我さえなければ激しいポジション争いを確保してきたといえる大輔の言葉だから非常に説得力を増す。
 サッカーに限らないよな。プロだから練習する、プロだからぶざまな姿を晒さないためにも練習して向上する。改めて今の自分にも突き刺さる言葉だ。

070112sport_2_1   彼が海外進出をするのは当たり前だから、ルマンに行かずとも遅かれ早かれこういうことを学ぶことは決まっていただろうが、ルマンだったからこそだと思う。ルマンでは出番があった。ビッグクラブだったらその競争のスタート地点にも立てなかったかもしれない。2部で始めたからこそフィジカルを学んだと言っていたが、それだけじゃない。ルマンだったから向上心満々の大輔が自分にうまく火を点けられたのではないだろうか。
 これだけフランス語がうまくなってくると他国への移籍は勿体無い気さえするね。

070112sport_10   サッカーアースを見て改めて感じたけど、やっぱり大輔は華奢だ。特に上体が。でもフィジカルをバランス良く鍛えると言ってるけど、カラダの当て方や対処の仕方を今までどおり工夫し、頭を使ってやって行く方が近道ではないだろうか。アスリートだから筋力アップは一般人より遥かに早いだろうが、それでも時間は掛かるよ。アイマールも自分の小柄で不利な点を技術でカバーしているよね。

 この記事の冒頭に書いた大輔の言葉、自分にも響いた。文句や愚痴が多過ぎるよな。いつでもベストを尽くせよ自分。だけどそんなに人間ができてないから多分また愚痴るよ。ごめん。

 今日のトロワ戦は出るのかなあ。ボーズで…。

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2006/10/24

上野の芸術便り

 今、東京国立博物館で特別展「仏像 一木にこめられた祈り」を開催している。みうらじゅん&いとうせいこうの「テレビ見仏記」を初めて見て以来、俄然興味はある。仏像がデンデンデンと迫ってくるような駅ポスターで、車内から釘付けになった。
 12/3まで。私の仕事が11/30までで、土日は出られないとなると、何と12/1しか行く日がない。一日だけ…

P8240369  だがふと思う。勿論ありがたいものを見たいとは思う。昔の人は余計な情報もないし雑念などないから、本当に祈りを込めてひと彫りひと彫りしているのが、ひしひしと伝わってくる。だから素晴らしい仏像が沢山ある。
 だが、その寺にあってこその物なんじゃないだろうか?そう思ったら何だか邪道な気がしてきた。
 そう思ったのは、昨日。今日はまた行く気満々。
 行ければ12/1にウロウロしているので声を掛けて下さい。

 別に仏像展が無くても(常設展でもいるよ)、東京国立博物館は楽しい。工芸品など模写や写真撮影もできるし、学芸員の方に質問などするとそれはそれは親切に嬉しそうに教えて下さる。

 近辺の東京都美術館では「大エルミタージュ美術館展」(モネ、ゴーギャンなど)、上野の森美術館では「ダリ回顧展」を開催中です。
 でも私は国立科学博物館の「化け物の文化誌展」の方が見たい。会期が間に合わないけど、伝説とされている麒麟、河童、鵺、天狗などに科学の面からスポットを当てているそうだ。どうよ、面白そうでしょ?
 上野はゴチャゴチャした商店街へは絶対行かず、こちらだけでプラプラして一日過ごすのもいいもの。美術館や博物館が集合しているから見やすい。

 芸術の秋だけど、いつ描けるんだろう私の絵は。下描きの途中です。

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2006/07/21

博物館の日

 3月の京都へは基本的には桜を見に行ったのだが、寒くてトンでもなかった。その京都へ行った目的のひとつに日本画家、伊藤若冲の作品を見に行く事があった。テレビで知って以来、見たくてうずうずしていた。前にここのブログでも報告したが京都では作品の前でしばらく固まってしまった。今まで感激した絵画は数々あれど、圧倒されたのは初めてに等しいと思う。
 そんな若冲が「JAKUCHU」と表記され東京国立博物館へやってきた。アメリカのJ・プライス氏のコレクションだと言う。とんだ人がいるもんだ。木曜日、若冲に会いに行った。

 若冲のチケットは新宿の乗り換えの時にそのまま改札to改札ではなくちょっと街に出て、金券ショップで少し安く購入。若いチャラチャラした感じの店員の子に「JAKUCHU下さい」って言う。伊藤若冲では逆にきっとすぐ分らないだろう。

P7200080  いそいそと一人で上野に向かった。上野は久し振りだ。正直あまり得意な土地ではない。上野公園なんて更に昔に来ただけだ。美術と文化が沢山あるんだけど、なかなか来る機会がなかった。
 小さい頃、上野公園に家族で来て敷物を敷いてお弁当を広げて食べた覚えがある。昔の事とは言え、今の公園にそんなことをできる雰囲気はなかった。
P7200074  その後、デザインの専門学校時代に課題が出て博物館に来た事もあった。博物館内のどの作品でもいいから、気に入った物をスケッチして調べてくるという物だった。私が選んだ作品は「印籠」(いんろう)だった。蝉蒔絵竹鞘印籠という。夏だけの展示。良かった。ん十年?ぶりに出会った。やはり変わりなく私の心を素直に捉える。印籠に普通の蒔絵ではなく、こんなん遊び心を設えちゃう江戸の人の粋を感じてならない。

P7200054  私は博物館の学芸員の方と仲良くなるらしく、ここでも年配の女性と少し話が出来た。蝉の印籠を探して歩いていた時にスケッチしてみませんかと言われ、デッサンの成績がCだった私も頑張って描いてみた。描いたのはトカゲ。私の作品はお見せできる代物ではない。その後その方に白紙のポストカードも頂いた。
 私は知らなかったのだが、特別に指定してない限り写真撮影が可能だった。いいんですか?と聞いたところ勿論ですよと言われた。デジカメ持ってって良かった!
 若冲は撮れないけど印籠は撮れた。ここに載せてしまうが、しばらくしたら削除するつもりだ。

P7200051_1   さてお目当ての伊藤若冲だが、私が見た若冲の作品とは違う物ばかりで、この半年以内に彼の作品をかなり見られたのがまず嬉しい。
 簡素な線だけで圧倒的な表現力で鶴や人物を描き切っている。また彼の作品には鶏が多い。身近な素材だ。彼の動物への優しさを感じる。彼らの様子が優しいのだ。

 またデフォルメされ、デザイン化されたような表現も多用していて、現代アートに見える。もうね、K.O.です。ぐったりしちゃう。昔の横尾忠則の世界みたいな気がしてしまう物もある。
 一応その特別展の題は「若冲と江戸絵画展」なので他のビッグネームの作品も沢山出ているが、私は美人画や武士、公家などの様子を描いた物に全く興味をそそられない。中には好きだと思える作品もあった。円山応挙はやはり独特の素晴らしさを感じた。でも私は若冲に首っ丈なのだ。まるでヒデもシュンもいいけど松井大輔には適わないよってな感じだ

 最近日本画にハマった理由のひとつに恐らく日本画の世界観みたいな物があると思っている。小さな軸に描いたり、屏風や襖だったり、扇だったり、描写の技術は勿論だがそのスペースをどんな風に生かすか、画家のセンスが問われるのではないだろうか。
 言っておきますが、私は全く日本画の知識はないし、これからも勉強しようとは特別思わない。ただ見ただけで生意気なことを描いているが、とりあえず感激しているのでご勘弁を。

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2006/06/22

吉祥寺でグワシ。

 今日は東京のどこかに彼(松井君)がいるのかもしれないと思うと、そわそわする。だけど行くあてががある訳でもなし、今日は眼科に行く日だし。
 眼科の帰りは前項でも話した通り吉祥寺へ。ちょっと気に入っているアジア輸入物の雑貨やアクセサリー、洋服をどっさり置いている店に行く。道すがらやっぱり思い出すのは松井大輔。もう病気。その時、大輔のことを考えながら別の有名な方とすれ違った。
060622umezu_1  あーまた会っちゃった。U図Kずお先生。大輔じゃないけどちょっと嬉しい。
 かれこれこれで4回目。学生時代にお茶の水の駅で、御茶ノ水のパチンコ屋で各々1回、新宿駅で1回、そして今日吉祥寺。吉祥寺は結構芸能人に会う。
 2年ほど前には阿部サダヲにも。阿部サダヲは「あ!」と私が驚いて声を発したら彼も声を出さずに「あ」と口をぽかんと開けて自転車を止めた。自転車止めるほど私がオモロかったんかい。それともタイプだったのか?
 自転車と言えば、六平直政。前の仕事場に行く時、2回彼が自転車で坂を上ってくるのを見ましたね。あの辺にお住まいなのか?

 若い方はご存じなかろうがU図先生は天才である。あの手塚治虫でさえそう言った。彼が中学生くらいの時に描いたものを見たことがあったが、それは凄い。叙情的なイラストだったが子供の描くものではなかった。それを見て以来尊敬の念を抱いている。
 それから可愛い少女漫画を経てあの一連のホラー漫画。あれで育ったんだからな、私なんか。「紅ぐも」なんて凄く怖かったな。ちなみにかの松本零士先生でさえ、昔は可愛い少女漫画からだったようだ。

 先生は相変わらず赤白のボーダーシャツ。少し老けて見えたが、相変わらずただ歩いているのに私には異彩を放って見えた。とはいっても周りの若者に気付かれている様子はなかった。

 ちなみに。
 私にはやはり偶然3回会っているタレントがいる。稲川淳二さん。3回目はお話もした。でも良く考えると、図先生も稲川さんもホラー系。どういうことなのっ!類は友?

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