趣味

2009/04/07

桜景色

 ちょっと間が空きました。全国で次々と桜の便りが聞かれる季節になりましたね。

 あ、その前に。松井君はマルセイユ戦を欠場したそうで。ベンチ入りしたかどうかも自分は今のところ不明。しかもマルセイユに0-3で負けたんだそうで。もうマジでオシリに火がついてますよサンテチエンヌ。
 元ルマンのグラフィッチは嘉人、長谷部と同じクラブでガンガン得点してますね。昔からツボにはまると怖いFWでしたね。

 でね、桜。今年は桜を改めて見に行くという時間がなかなかなく、ご近所の桜を愛でていました。それだけでもいいもんです。毎年楽しみにしてる桜が近所にあるっていいと思いません?

 画像は親と姉が住んでいる近所で、神奈川県のとある小さな神社。足の悪い母がなかなか見に行けないだろうと思い、携帯で撮影してみました。でかいです。多少遠近の差はあるんですが、おやしろと比較して見るとかなりな大きさです。

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 本当は自分の家の方の「野川」の見事にのどかな桜風景を撮りに行きたかったんですが、バスで通りかかるだけでなかなか立ち寄る時間までは。

 なんやかや言うてもホンマは自分は桜と言えば京都。昔々初めてひとりで行った京都で、寺社だけでなくあらゆるところで桜の優雅さを愛でられる京都の街に感銘を受けました。特に気に入ったのが鴨川沿いの「半木の道」。
 川面はきらきら光り、コサギ(チュウサギかも)がたくさんいます。どっかの公園みたいにブルーシートなんか置いて飲んだくれたりなんてしません。そういう無粋な真似をせず、桜を愛でながらそぞろ歩く人たちにも共感を持ちました。
 以来、桜の季節以外にも半木の道へは足を運ぶようになりました。ここでボーっと鴨川を眺めているのが大好きなんです。京都に住むなら鴨川の近くに、と思っています。

 3年前の3月末、このブログでも書いたのですが京都に行きました。どの季節に行ってもいいのが京都ですが、自分は初京都以来、春に行くのがベストなんです。
 昔は直前に行くことを決めても宿はすぐに取れたのですが、今は京都で春と秋に個人で宿を確保するのが大変なことになりましたね。だから仕方なく某大手旅行代理店で宿を確保し、早くから仕事を休むことを会社に伝え、家族の渋々の承諾を得、勇んで上洛したんですよね。
 そしたら桜が咲いてない。温暖化が叫ばれて久しいですが、この年は開花が遅かったんですね!やっと会えたのは京都国立博物館の枝垂れ。前日の龍安寺ではあられが降ってくる始末でした。ある意味印象的な京都でしたね。
 またその京都から遡ること3年ほど前には4月アタマに行ったのだけれど、逆に全部咲き終わってしまっていました。異例の早咲きの年だったんですよ。ついてない。
 自然って難しいもんですね。

 今年は咲き始めこそ早かったですが、寒の戻りとでもいいましょうか、ぐっと冷え込んでしまったおかげで花が長持ちしましたね。

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2008/12/04

素人ですが。

 最近あまり都心に出る機会がないところへ、友人から日展のチケットがあるので行かないかとの誘いがあり、考えると日展など公募展を見たことがないので行ってきた。開催されている乃木坂の国立新美術館へ初めて行った。
 設計はもう故人になってしまった黒川紀章氏。

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 東京は好天。日だまりはぽかぽかで汗ばむくらいの陽気で。ピカソ展も開催していたので朝一番から人が多い。その列を横目に見て日展の会場へ。
 日展に限らず公募展自体の評価も下がっているとも聞くが、意外やこちらも見物客は多い。ほとんどお仕事をリタイアされた世代だった。凄いパワーあるねこの世代は。

 感じたことを率直に言うと公募展って展示作品が多いんだね。ついに書は見ることなくギブアップした。ド素人目線ではあるがいくつか書いておきたいなと。


 優れた技術を使ったであろう作品も、あれだけの数の作品があると技法が同じだったり、題材や構図·色彩が酷似しているものが山ほどある。絵の巧い人たちの行く学校の全校生徒による展覧会みたいだ。ま、そういうもんやって思えばそれでいいのか。
 あれではコネがあれば入選するっていう話も、申し訳ないが頷いてしまう。


 数多ある作品の中、気に入って近寄ったり離れたりしてじっくりと見たものはたった5点しかなかった。それはうさぎ1点、鳥1点、紅葉樹木1点、山里風景1点、桜1点だ。その5点は迫力を感じたし、技法や色調に独特の個性を感じた。でも何でこれがと思うものも数多く感じた。
 技術は優れていても有りがちな絵が多数並べられている印象は否めない。ただこれは主観の問題なので、あくまで個人的な感想ということ。


 日本画に興味があるとはいえ、現代の作品は見た目洋画と変わらず、自分はこのような作品にあまり興味を持てないのだということを思い知る。今見たいのは速水御舟。


 京都には今も昔も画家さんが多いんだなあと実感。


 素人のくせに取っつきやすいカーテン地のような優しい「柄」のような絵にも興味が沸かなかった。色がブルー系か、または同じような色調でまとめてるようなヤツね。無難なやつはいくら技術があっても素通りしといた。


 気に入った作品のうち黄色い紅葉樹木を描いたものは、異彩を放つような作品ではないけれど、自分以外の方々の胸にも迫る迫力があったようで、数多くの人が足を止めた。
 それは恐らく展示した側も同じだったようで、特別な賞をもらっているわけでもないが、非常にいい場所を与えられていた。両側にたまたま鶴の絵がある場所。こう書くだけで分かる人も世の中にはいるんだろうな。


 また、鳥の1点はその取り合わせといい配色といい、大胆な色使いや構図が元禄時代みたいだと勝手に感じた。唯一古式ゆかしさが溢れる日本画の雰囲気を感じた。
 これも特選でも内閣総理大臣賞でもなかったが、自分の中の「好きな日本画」の枠にハマっていた。


 人物を描いたもので、足を止めた作品は1点だけだった。自分は人物画もあまり興味がないということ。

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 ランチは国際文化会館でいただく。その名も「TheGarden」。正直味はもうひとつ(笑)。価格もこれでは見合わないな。六本木のランチにはいつも本当に困る。
 ただしこちらは日本庭園が美しい。紅く染まった桜を愛でながらのランチタイムはいい。桜が花を咲かせる時期もさぞや美しいことでしょう。お茶とケーキでのんびりお庭を眺めるのにはお勧め。ホットコーヒーはおかわりができますよ。

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2008/09/08

水色の思い出

 我が家は古い漫画本が一杯ある。
 ほとんど家族のもので、昔の冒険王とか少年などの付録の本が多く、子供の頃からの所有物も多いが、中野のまんだらけや神保町あたりの漫画古書店などで探してくるらしい。
 忙しくないのに帰宅が遅い日は大抵漫画を買ってくる。ま、健全っちゃ健全だな。自分はあまり読まない方なのであだち充つげ義春のものだけしかない。

 子供のころ目黒不動の縁日が楽しみだった。そこでりぼんの付録の漫画をせいぜい40円か50円で買う。そういう経緯でよく読んだのが楳図かずおさんの怖いやつ。それとあと2冊だけ非常に思い出になっている漫画がある。ひとつは巴里夫さんのもの。この方は今でも高額になるくらい人気がある。
 もうひとつはこの本の作者鈴原研一郎さんのもの。この方は自分も知らない昔には「貸本」の漫画を描いていた時期もある古い方だ。

Ca390183  もうないだろうと思ってたけどやっと手に入れた。改めて古さを感じる表紙。少女マンガはあまり残っていないらしい。

 くさーいストーリーだけど、何か嫌なことがあるとこれを読んで、負けるものか頑張ろうと子供なりに元気づけられた思い出。ちょっと切ない漫画。

 次に欲しいのは「もーれつア太郎」のDVD。元々安くはないし、これからますます上がっちゃうね。

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2008/07/19

旅支度中。

 梅雨明け以外の何物でもない雰囲気の東京。毎日どえらく暑いです。カンカン照りじゃあ!

P8190015  やっとやっと今年の夏旅の日程が決まり、今あちこちの宿押さえに奮闘中。8/16から8/25まで行ってきます。ガソリン代も高騰しているので例年より日数減らすかと思いきや、家族の決断で逆に一日増えた。大丈夫なのかおっさん。

 しかしお盆休みの最後に引っ掛けてるせいか、もしくはスタートが遅かったせいか、思うように宿が取れず。宇治は宿泊施設が少ないので毎年ホンマに困る。クチコミ等一切ない全くどんなところかも分からない宿を予約しました。正直怖い。

 そうです、また宇治。宇治からスタートの西への旅です。宇治は多分4回目くらいでしょう。
 一日増えたことと移動距離を少し短くしたことで、少し楽になるかも。自分は京都に4泊、松江に3泊でもいいんだけど、生き急ぐ家族?は年に一度のこのイベントで何だか色々見て回りたいせっかちオヤジなので、それもが我が家スタイルに定着してしまった感。

 今年もまた旅先から毎日携帯で投稿するつもりです。だからどこに行くかはまだあまり書かないけど、いつもの旅先に加えて、久々の地あり、初めての温泉地あり。全問正解者にはお土産でもあげたいくらい難問かもしれませんです。

 これからあと3泊分の宿の手配をします。暑いのでマシンの前にいるのが苦痛だ。でもエアコンは入れないで扇風機で乗り切ります。皆さんも熱中症にはお気を付け下さいね。

 ではまた…

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2008/06/13

好みの問題でありますが。

 興味ない方スルーして下さい。長いです。

 大まかに言うと「旅の香り」「人生の楽園」「旅サラダ」「いい旅・夢気分」など定番とも言える旅番組をよく見ている。一生旅して流れ者にでもなりたいんで。つか、めっちゃ中高年色強し…。しかしよく見ると、国内旅行にずっとハマっている自分ならではのチョイスに気付かれると思う。
 忘れている番組がありそう。なんか「こんなのあったよね。好きそうだけど?」ってあったら教えてくれい。

① そんな自分がここんとこハマってる番組を挙げてみるね。

 ★和風総本家(テレ東、テレビ大阪系列)
 京都も含め日本ならではの文化をクイズ形式で。知らんこと多くて勉強になりやす。

 ★ナニコレ珍百景(テレビ朝日系列)
 視聴者の応募による日本各地の「なんやこれ」的物を紹介。ネプチューン好き。

 ★MANINGEN(マニンゲン)(フジテレビ系列)
 事前の登録と参加で15問の選択をし、生放送中に最後の問題に答える。2択から10択程度まであり、多数決で多い方が「真人間」となり、最後に残った人間で賞金山分け。
 自分の選択をせず、普通こういうのかもと予想しなくては勝てない。自分はつい正直になってしまい惜しい結果が続いている。深夜なので若者主体で考えてばかりいると落とし穴もあったりして。問題も応募できる。

 ★一攫千金!日本ルー列島(フジテレビ系列)
 日本各地のあまり知られていない習慣や風景などを紹介し、それがどの都道府県かを当てる。出演者がここぞと思う県や地方などにルーレットのような賭け方で競う。

 ★爆笑問題のニッポンの教養(NHK)
 爆問の二人が大学や研究機関などの識者を訪ねて、その研究内容に迫る。分かりやすく語られるし、太田のセンセに対しての突っ込みが見もの。

 ★ネプリーグ(フジテレビ系列)
 かるーい教養クイズ番組。ネプチューン原田泰造の進化が素晴らしい!

 ★近未来×予測テレビ ジキルとハイド(朝日放送系列)
 また爆問。このままこうだと未来にこんなになっちゃうよ的な。でも初回放送のインパクトはなくなってきてる。

 ★ダーウィンがきた!生きもの新伝説(NHK)
 動物の生態を分かりやすく。でも新伝説ではないのが多いかな。子供向けに分かりやすくしている感じ。


② 時々内容によっては見てるのがコレ↓

 ★その時 歴史が動いた(NHK)

 ★タモリ倶楽部(テレビ朝日系列)


③ 定番番組で必ず毎週録画している番組がコレ↓

 ★本当は怖い家庭の医学(朝日放送系列)

 ★ペット大集合!ポチたま(テレビ東京系列)

 ★さわやか自然百景

 ★やべっちFC(テレビ東京系列)

 ★すぽると!(月曜のみ)

 ★ハチワンダイバー(81ダイバー)(フジテレビ系列)


④ たまにしかやらんけど心待ちにしている番組↓

 ★テレビ見仏記(関西テレビ☆京都チャンネル)


⑤ 思い出した時に慌てて見る番組↓

 ★予期せぬ出来事(ミステリーチャンネル)


⑥ もう一度見たい番組↓

 ★バスDEコロコロ(関西テレビ)
 越前屋俵太とひさうちみちおの京都歩き。最初はバスでサイコロ振ってたんやけど。これはほぼ見てるハズ。京都でサイコロ振って旅したこともあり。もう10年くらい経ったね。

 ★京の路地裏日記(京都チャンネル)
 チャンバラトリオのかしらが巡る京都の路地散歩。何ともいえず好きだった。これも10年前だな。

 ★ろーじ ~路地~(京都チャンネル)
 シティボーイズの斉木しげるが柴犬を連れて京都の路地裏を歩く。またかよ?って?好きなんだから仕方ない。この番組は4回くらいしか放送しませんでした。ナレーションは犬でした。

 ★京都パシャ! ~これなんですのん~(京都チャンネル)
 レッド・ツェッペリンの曲が流れる。いそべっち(磯部公彦)がやっぱり京都を歩く。そしてデジカメで写真を撮る。以前あったいそべっちのHPで書き込みしたらご本人から気さくにレスがあった。東京では関西出身でない限り、あまり知られていない方でしょう。

 ★IQエンジン(フジテレビ)
 バブル期の深夜帯の人気番組。
 フジテレビ739はうちはもう見られないんで分からないけど、前は再放送してたな。大高、筧、勝村など第三舞台の役者さんが出ていた。視聴者にシンキングタイムが与えられるのだが、その時間が夜中に見ていると不気味だった。

 ★いとしのファブリオ(フジテレビ)
 上記深夜帯でやっていた人形による官能劇。エロい。ナレーションはきたろうだった。

 ★ウソップランド(テレビ朝日系列)
 コント集団「怪物ランド」が出ていた深夜番組。上記のフジの番組よりずっと古い。すっげ面白かった。

 ★竹山先生。(テレビ東京系列)
 キャラ立ちバラエティ。デスパンダとか、じじょうのうた、好きだった。

 ★傷だらけの天使
 言うまでもなく。ショーケンもユタカも輝いていた。故人が増えてしまいました。岸田今日子、岸田森。監督はまた凄い。工藤栄一、神代辰巳、恩地日出夫など。


 ★探偵物語
 
「傷だらけ…」同様、言うまでもない。大都会の底辺で這いつくばるように生きている人々を頽廃的に描いている部分は「傷だらけ」と類似しているかもね。

 ★タイムトラベラー(NHK)
 少年ドラマシリーズの中で一番人気。原作は筒井康隆の「時をかける少女」。のちに映画化されたアレよりこっちの方が好き。ケン・ソゴル役は木下清さん。イケメンでした。今頃どうされているやら。NHKのずさんな管理によって?ライブラリーには最終回のみしかないとか。まだ家庭用VTRもなかったしね。

 ★ミステリーゾーン(トワイライトゾーン)
 これってテレビでやった?自分はかつてVHSを全部借りて見た。DVDに移行する頃、レンタルショップで処分品にないかと探したんだけど。

 ↓↓追加します
 ★やっぱり猫が好き
 小林聡美のファッションが当時の自分と大いにダブります。あの3人は絶妙過ぎますよね。

 ★王様のレストラン
 ちっとも食通じゃない三谷の努力なんでしょうか?あ、奇しくもご夫婦の作品が続いた。

 ★ギフト
 木村君のドラマで面白かったのは、これとHEROくらいかな。ギフトは発想がユニークだったね。でもオチがあまりパッとしなかった。でも見たい。

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2008/05/09

武者小路実篤記念館 

 昨日5/8の話。調布市武者小路実篤記念館に行った。京王線つつじヶ丘駅からのんびり歩いて15分。 ちなみに仙川駅とつつじヶ丘駅両方から行かれます。仙川駅近くには安藤忠雄建築研究所の設計の「東京アートミュージアム」がある。安藤忠雄氏の作品が好きな自分だが実はまだ行ったことがなく。安藤氏っぽいつくりやなぁと思ってたけど、まさか本物だと思ってなくて最近知った。
 で、実篤の記念館は閑静で上品な住宅街の中にある。実は9年ほど前このすぐ裏のアパートに見学に来たことがあった。閑静な上に、この記念館のお庭が見下ろせる角部屋。最高のロケーション。でも家賃がそれなりに高くて諦めた経緯がある(下の画像左の方の)。

P5080510  武者小路実篤が愛したお庭は無料で見学ができるが、記念館の展示や図書室(実篤のみならず白樺派の作家など多数の文学作品がある)、休憩所を利用するには入館料200円。でも200円でいい時間が過ごせるのは嬉しいこと。
 入る時に記念館の職員の方が後ほどボランティアの方によるガイドツアーがあるので良かったら参加して下さいと非常に丁寧に教えて下さった。
P5080484s  いったん入館してからすぐに打ちっぱなしのトンネルを抜けてお庭を散策。野鳥の声とそよ風の鳴らす木々の木の葉の音だけ。これが東京かと思うほどの空間。しばしベンチで緑を楽しんだ。
 これが夏になると蝉の声。足もとの草に蝉の抜け殻がびっしり。生き物の力強さに圧倒されるようになる。蚊なども増えるので、今の時期がベストかもしれない。一応記念館入口で虫よけスプレーや虫さされのお薬も置いてあります。

P5080492水彩で絵を描いている方も結構いらっしゃる。この方は竹林を描いていらしたけどお上手でした。

P5080487  跡形もないけどアジサイの葉。よほど美味かったんだね。

P5080493  お庭を後にしようとしたら、さっき聞いたガイドツアーが始まるのでいかがですかと女性に声を掛けられた。時間がないわけでもないし、何度も来ている場所だけど、詳しい方にお話を聞いたらまた新しい発見があると思い参加した。
 集まった十数人の中には、たまたま入ってきた若いカップルもいたな。そういう人にも知って欲しい気がして、ちょっと嬉しかった。

 実はこのガイドツアーはこの日が初めてだそうで、ボランティアの男性は一生懸命お調べになったこと、知っていることをお話しして下さった。
 旧宅の玄関前の石垣を見ると何か模様のようなマークのようなものが彫ってあるものがあり、これは推測らしいが江戸の外堀の石垣に使われたものの一部だと言われているらしい。ひとつは赤坂見附、ひとつは日本橋だとか。蘊蓄ですねえ。

P5080500s  武者小路実篤の旧宅にも入ることができた。外からしか見たことがなかったが、それはモダンな邸宅。昭和30年建築とは思えない。広い玄関横のロビーには天窓があり、実篤のアトリエになっていた部屋前にはテラスがある。
P5080508  また、客間は高級老舗旅館の角部屋みたい。周り廊下があってその先にはお庭の緑だけが目に入る寸法だ。
 残念ながら邸宅内での撮影はできないので外から雰囲気だけ。

P5080509  月見台と呼ばれた、庭に突き出したテラスがあったり。だけど風呂場だけは寒くてかなわなかったらしい。

 実篤は東京麹町の生まれだが、年を取ったら郊外に家を建てたいと志賀直哉に話したという。そしたら志賀は「もう歳なんだからいいんじゃないの」とあっさり。で、70歳のころこの地を選んで移り住んだ。彼は子供の頃から何となく夢に見ていた3つのことをここで叶えたという。それは自分の庭に水があること(池がいくつもある)、古い土器が出ること(この辺りは土器の出土が多く、将来もっと研究方法が発達するだろうということで、まだまだ埋まっている)、土筆(つくし)が生えること(杉の木があるので土筆は生えるそうで、春にはそれを食べたりしたらしい)だった。
 僕としては少し贅沢だ、と以上のことを「一人の男」という作品の中で書いている。

 お庭の木々の説明も素晴らしかった。ヒカリモという黄金色の藻類があったり、備長炭の材料になるウバメガシ、ショウブ園もあるし挙げたらキリがない。

 また実篤はたくさんの野菜や植物を描いていたが、実物を目の前にしないと描けないそうだ。30年も書いているのにだ。描く度に変わる植物や野菜の様子も描きたかったのではないかとボランティアの方がおっしゃっていた。

 一通りツアーが終わり記念館に戻る。冷たいお茶を頂いて、アンケートなんか書いたりして帰って来た。

 なかなか調布市までおいでになれない方も、HPにバーチャルツアーなんかもありますから、良かったら最上部のリンクからどうぞ。
 今は春の特別展「実篤 美術への眼差し」を開催中。彼の収蔵絵画などの展示がある。実篤は昭和11年というまだ海外渡航など夢の時代に数か月欧州を旅し、ピカソ、マチス、ルオー、ドランを訪ねて会っている。いやあ時代だなあ。でも実篤もだけどピカソだって私が子供のころまで生きてたんだよね。

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鎌倉行き 5/3のこと

Ca390131  GWのことをいくつか。まず5月3日は法事で横浜の某公園墓地へ。小雨だったにもかかわらず、法事の間には雨もやんでくれた。曇り空ではあるけれど花が咲き乱れ、よく整備された霊園は故人も残された自分たちもゆったりできるような気持ちに。

 ここから来た道を帰ればいいのだが、そこは「寄り道好き」。藤沢までバスで出る。本来そこから小田急線に乗って帰ればいいのだが、家族の熱い要望で鎌倉まで江ノ電に乗る。GWの江ノ電だからそれは混雑。でもアジサイの季節に較べたらまだマシなのかもしれない。

Ca390141 Ca390136  一昨年、友人と鎌倉に行った時には確か鶴岡八幡宮は改装中だったけど、今回は参詣。防衛大の学生さんたちが結構お参りに来ていた。
 またこの日に結婚式を挙げていたおめでたいカップルも。ちょっと無断ですいません。白無垢が可愛かった。

Ca390140  境内には樹齢千年以上のイチョウの木がある。幹はでかいけどあちこち割れていて、頑張れと言いたくなる。画像はそのイチョウの葉。全体像を撮りたかったんだけど、何だかアングルも構図も決まらなくて。

 鎌倉には台湾リスが繁殖している。動物好きの自分には可愛いけど、生態系に影響するから外来種が増えていくのは問題だね。でも彼らには何も罪はありません。すべて人間の行為の結果。

Ca390145  池にはマガモとアヒルのツーショットも。ずっと二人(?)で並んでて、まるでデートしてるみたいに仲良し。なんてオス同士かもしれん。

 帰りに小町通りへ。母の日に届くようにサクランボの和菓子を購入。

P5090523  ここ小町通りで絶対寄りたい店がある。「海松色(みるいろ)」。前述の鎌倉詣での際にちっさいガラス細工のサッカーカエルを購入した店。器も雑貨も自分好みなので、ワクワクする。そこでまたカエルを購入。我が家に帰って3人並べて記念撮影してみた。酒瓶を抱いて寝ころんでいるヤツもいいけど、実はこの椅子カエルが妙に気に入った。じっくり眺めていたら、お店の方に「お気に召したようで」と。「だってカエルなのに椅子で、椅子なのにカエルですよ!」と私が言うとその方も笑っておられた。ラッピングも貼るテープもみんなグリーン。このこだわりが好き。
 結構カエルグッズ好きなんで、今後も増えそう。このカエルシリーズは実は吉祥寺でも買えるのだけど、できるだけここで買いたいのは何故。

Ca390148  歩き疲れお茶をする。先ほどの海松色さんの横を入った行き止まりにある和風のカフェ。鎌倉が、京都と同じく古都であることを改めて認識する雰囲気。
 ここで自分は抹茶のジュースと湯葉のチーズケーキを。これが…んまい!!チーズケーキはこってりしっかり系が好きなのだが、これは湯葉を使っているだけあって柔らかい。だけど味は濃厚。口の中でとろけていく。いやこれはやられた。鎌倉に来たら今度もここへ来る!店の名前を忘れたけど、場所は覚えた!

 鎌倉から今度はJRで大船経由藤沢。そして小田急で帰る。法事の帰りなので慣れない黒づくめのパンツスタイルで歩きまわって、相当ぐったり。

 GWのお話は、申し訳ないけどまだまだ続きます。

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2008/04/26

テレビもまんざら悪くない。

 やたら時間があり、テレビを見てしまう。あまり見ると罪悪感に苛まれるので、決めた番組を見ることにしている。最近は本放送の時に見ていなかった「相棒」に少しハマっている。

1 タモリ倶楽部

 先週はタモリ倶楽部を久し振りに見た。東京木場の銘木業界を訪ね、木の世界に浸るタモリ一行。
 この番組の何が好きって、ハマっている皆さん同様やと思いますが、テーマが渋くてマニアック。サブカル的な匂いがする。出ているタレントもいい。
 そこへ持ってきてこのテーマ。木の何を論じるのさ。
 で、タモリ倶楽部ならではの演出法のひとつにシーン切り替わる時にジングル的に使われる楽曲が、ダジャレになってたりするわけで。この回の場合は「ケヤキ玉杢盤」で“さよなら人類/たま”、亀甲杢(きっこうもく)で“キンコンカン(チャイム)”、「根瘤杢(ねこぶもく)」で“キャッツ(ミュージカルの)”、川商店という会社の社長さんが出てきたときは“PleasePleaseMe/TheBeatles”←歌詞のcome on come onのとこだけね。
 また「杢(もく)」についての説明では“Smoke on the Water/DEEP PURPLE”

 こんな遊び心に触れた時のにやにや笑い。分かる??

 近頃見てなかったんだけど、今夜も生では無理なんで録画します。タモリheart04だぜ。

2 たとえ話

 先日テレビで面白い喩え話を聴いた。

  世界の人々を乗せて航行していたある客船が火災が発生し、いよいよ飛び込んでもらわなければならなくなったが、乗客は怖がってなかなか飛び込まない。船長は困ったが秘策を思いつき、そう言ったら各国の人々はちゃんと飛び込んだって話。

  では何と言ったかというと…
  イギリス人には 「飛び込めばあなたは紳士になれる」と言い(その人は紳士じゃなかったんだね)
  気紛れなフランス人には 「飛び込まなくていいですよ」と言い(どんだけアマノジャクなんだよ)
  ドイツ人には 「飛び込むのが規則ですから」と言い(真面目やな)
 イタリア人には 「飛び込めば女性にモテますよ」(まぁ納得だね)

  いずれも成功したそうだ。さて、アメリカ人と日本人、韓国人には何と諭したか?
  私は日本人のコレ、結構イヤなので普段電車に乗ったり公共の場においては気を付けてる。答えは続きを読む↓を。

続きを読む "テレビもまんざら悪くない。"

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2007/11/02

タカラモノ 1

 解る人だけ解ればいい懐かしいシロモノです。全部大好きな奴等でした。
Pa300432  最近競馬がめっぽう調子いい。少ししか買わないけど気分がいい。推理が当たるって楽しい。そ、推理ゲーム。
 

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2007/05/31

NIGHT HEAD…AGAIN

 1992年10月から1993年3月にかけてフジテレビ系列で深夜枠に放送されていた、NIGHT HEAD。主演は当時人気が高まりつつあった豊川悦司武田真治。後にビデオ化され、サントラのCDが発売され、特別編ができ、映画化され、写真集も出た上に小説も出来上がった。

 超能力と精神世界を題材に描いたドラマ。深夜でしかも30分枠、内容が複雑になりがちな題材。だが低予算であったであろうことで、できる得る限りキャスティングを最少に絞り端的に描いていたため、解りやすくてぽーんと視聴者に響き深夜枠というハンデをものともせず、当時は話題になった。主演の二人がなかなかのイケメンだったしね。
 題材が超能力なので何でもできてしまうから下手な説明は逆に誤魔化せるし不要だし、相手を探したり原因を探るのも直也の能力(リーディングと予知)にやらせればいい。辻褄合わせが楽なはずだ。と、素人の自分は思う。
 悪役で出ていた松重豊も若いし、六平直政(彼には2回朝の通勤時に会ったことがある)も「らしい」演技だし、劇場版では後に豊川悦司と付き合っていた小島聖も出ているし、まだかなり若い松尾スズキも出ている(彼は先日体調崩したらしいけど大丈夫かな)。
 原作はあの飯田譲治。たくさんのホラーやSFを作ってるね。「世にも奇妙…」は勿論見てるし、「沙粧妙子-最後の事件」「ギフト」などもれなく見た。
 他の監督や演出陣も「催眠」「if もしも」などを手掛けた落合正幸、「踊る大捜査線」の本広克行。関係ないけどフジテレビ深夜の「IQエンジン」では確か本広さんはADだったと思うよ面白いことをやっている人の仕事はやっぱり面白い。

 NIGHT HEAD人気は根強くて、昨年はアニメ化されてネット配信されたり、アニマックスで放送されたようだ。これは残念ながらチェックを怠っていたため見逃したが。

 私は何年か前にレンタルビデオ屋がDVDに移行して行くため、レンタルされていたVHSを安価でセールしていた物で全て手に入れた。本編は6巻、特別編と映画で計8本を確か3500円くらいで購入した。
 しかし我が家もその後HDD/DVD化。それに狭いので古いVHSをDVDに収めてしまいたい。ただでさえVHSは劣化が酷いし。

 んで、一昨日から家事の合間にNIGHT HEADのダビングを開始した。見るつもりはなかったがついつい。すると一昨日の夜はやっと寝付けた所でうなされ始め、ベッドの上で暴れていた。どうやら何者かに精神を支配されそうな夢を見たようで、怖くて苦しくて参った。夢だと気付いて何とか起き出したが、また眠ろうとすると苦しい。
 昨日の夜は夢で指が6本ある手を見せられた。その上、人差し指が一番長いという奇妙な指がやけにツルツルで白く、私の腕をつかんで離さない。声を上げて助けを呼びたいが声も出ない。要は金縛り状態。やっと抜け出すも目を瞑るとまた出て来る。悲しくなって涙まで出て来た。抜け出さないと引きずり込まれそうでもがいていた。後で思い出すと大したことはないのだが、連夜で金縛りはさすがに疲れた…。
 ホラー映画はよく見るし、いつもなんでもないのだが。今回は全く影響されてしまった。
 とにかくDVDに焼いたのでVHSは不要になった。VHSでも構わない方がいたら全部セットで無料で差し上げます。送料だけ持って下されば良いです。誰も申し出がなければ不燃ゴミの日に出しますので、欲しい方は1ヶ月以内にその旨をコメントして下さい。先着1名。 

 ↑もらって頂く方が見つかりました!貰い手探し終了です。ありがとう。
 NIGHT HEADのその後のドラマ、飯田さんやってくれないかね。切望してます。

 変なことを書いたけど決して怖い内容でもないです。現在の物質文明のずっと前には精神文明が発達し優れた文明社会があったとかいうので、考え込んでいたのは事実だけど。内容はしっかりした面白いドラマです。
 あ!私は無宗教だからね!

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2006/10/24

上野の芸術便り

 今、東京国立博物館で特別展「仏像 一木にこめられた祈り」を開催している。みうらじゅん&いとうせいこうの「テレビ見仏記」を初めて見て以来、俄然興味はある。仏像がデンデンデンと迫ってくるような駅ポスターで、車内から釘付けになった。
 12/3まで。私の仕事が11/30までで、土日は出られないとなると、何と12/1しか行く日がない。一日だけ…

P8240369  だがふと思う。勿論ありがたいものを見たいとは思う。昔の人は余計な情報もないし雑念などないから、本当に祈りを込めてひと彫りひと彫りしているのが、ひしひしと伝わってくる。だから素晴らしい仏像が沢山ある。
 だが、その寺にあってこその物なんじゃないだろうか?そう思ったら何だか邪道な気がしてきた。
 そう思ったのは、昨日。今日はまた行く気満々。
 行ければ12/1にウロウロしているので声を掛けて下さい。

 別に仏像展が無くても(常設展でもいるよ)、東京国立博物館は楽しい。工芸品など模写や写真撮影もできるし、学芸員の方に質問などするとそれはそれは親切に嬉しそうに教えて下さる。

 近辺の東京都美術館では「大エルミタージュ美術館展」(モネ、ゴーギャンなど)、上野の森美術館では「ダリ回顧展」を開催中です。
 でも私は国立科学博物館の「化け物の文化誌展」の方が見たい。会期が間に合わないけど、伝説とされている麒麟、河童、鵺、天狗などに科学の面からスポットを当てているそうだ。どうよ、面白そうでしょ?
 上野はゴチャゴチャした商店街へは絶対行かず、こちらだけでプラプラして一日過ごすのもいいもの。美術館や博物館が集合しているから見やすい。

 芸術の秋だけど、いつ描けるんだろう私の絵は。下描きの途中です。

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2006/10/21

探しています。

 今日は探しているものについて伺います。本とCDです。

 かなりネットでは探したつもりです。本は「復刊ドットコム」で投票もしていますが、まだまだ得票が足りません。「おさるのキーコ」という子供向けの本。おさるのキーコが色んなことを学んで行く話。子供の頃、目黒区五本木にあった図書館で何度も何度も借りて読みました。そしてぼろぼろ泣いてましたね(笑)

 もう一つは1960年代のチャイルドブックでいわさきちひろさんが挿絵を書いていたもの。もうずーーーっと見たくて見たくて。
 以上、何か知っている方、お持ちの方などおられましたら、是非コメント下さい。

 CDはその昔、アナログ盤でしか聴いた事がないのです。
 STRAPPS(ストラップス)という1970年代のバンドのデビューアルバム「貴婦人たちの午后」です。2004にUK盤のCD化されたようなのですが、まだお目にかかれません。アマゾンで入荷したら知らせてもらうように登録もしたのですが、なしのつぶて。
 リードギターでヴォーカリストのロス・スタッグが色っぽいので人気でした。色気のある声は、さすがクィーンやロキシーを生んだイギリスの男!って感じでした。
 歌詞の内容の過激さからかあまり受け入れられなかったようです。ジャケット写真は有名な写真家が撮影し、ちょっとSMの匂い漂う雰囲気でした。
 歌詞なんかどうでもいいんです。聴きたいのです。
 シンプルでハード。とにかくちゃんと今聴き直したいのです。持っている方、または見たよなんて方がいたらご一報頂けると嬉しいです。

 多分無理でしょうが、本、CDともに「それ知ってる!」だけでもいいです。

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2006/10/10

題材選択中。

Pa090086  昨日は東京も神奈川も晴天。私は両親の家へ。
 母はたまにしか私が行かないので、昼間から精進揚げなどして張り切ってくれた。私も先日の「生麩」を持ち込んで一緒に揚げた。美味かったよ。
 私は母に信用がないのか、具材を切ったり包丁を洗ったりするとすぐ「危ない」と止めたがる。私がまだ小学生くらいの気持ちなのだろう。「お母さん?私毎日やってんだよ」と言うと自分で笑っていた。

Pa090088  両親が一軒家にいた頃は小さな庭いっぱいに草花を育てていた。今はマンションに移り鉢植えばかりになったが、それでもひとつひとつ丹精している。
 可愛いナデシコが咲いていた。もう少し早く行けば彼岸花も見事だったらしい。

 さてさて、うっかり絵でも描こうかなとここで呟いてしまったため、帰りに義兄と姉に送ってもらい厚木で画材を購入。やっぱり結構かかるなあ。カラーインクの価格は昔から上がっていないようだ。デザインの学校に行っていた時には学費は勿論の事、画材にかなりかかっていたのだと今頃思い知る。

Pa100094  てなわけで、失業中の今、完璧な画材を揃えることは難しく、カラーインク4色、面相と平筆と彩色用の筆と、キャンソンのボードだけを買った。カラーインクはたったの4色!でも最初から青だけで描こうと思っていたのである意味奮発だね。

 基本色を揃えるってつもりはなかったが、松井大輔のことを考えたらこうなった。青は私のイラストのイメージ、赤と黄はもしかしたらルマンのユニ姿を描くかもしれない、緑はピッチを描くなら要るかなと。
 いやいや!元々描けるかどうかも分らんし、顔だけのつもりやってん。ピッチの濃淡とかうまく描けるわけないやろ!ホンマに下手なのに!
 自分の腕とは別にイメージ先行。仕上がる予定はまったくなし!よって公開予定もなし!万が一公開でけたら…そら奇跡や。

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2006/09/16

原点

 今日は分る人に分ればいいって話。

 今日は「しずちゃん画伯」と中野に行った。6月に辞めた前の会社の友人。彼女は漫画が好きだし、私はりぼんの「付録」をずっと探しているので、おのずと「まんだらけ」へ向かった。まんだらけはマンガ好きの聖地といってもいい。
 でも中野ってこんな町じゃなかった…四半世紀前によく来ていたけど、今はアキバに次ぐオタクの巣窟って感じ。まんだらけ王国があるせいか、やたら町の中に「マンガ喫茶」も目立つ。
 付録の置いてある小さなコーナーで彼女とああでもないこうでもないって話してると、頭つんつんさせた、ちょっと若くてカッコいい子が「何かお探してる物がお分かりでしたら」と声を掛けてきた。いくら店員さんでもこんな若い人に…と思いながら漫画家の名を言ってみた。
「巴里夫と鈴原研一郎なんですけど」
 彼は付録ではなかなか出ないけど、貸し本に時々あると教えてくれた。その本を説明してくれたし、彼らの少女漫画らしい話の内容まで知っていた。驚くべき青年!てか、マンガが徹底して好きなんだな、と感心。しかも細いけどかわいいやんか!

 私は少女時代に泣きながら何度も何度も読み返したその漫画をもう一度読みたいだけで、お涙頂戴ものの昔の漫画を好きだと言うわけではない。それにマンガオタクでもない。普段は全く読まない。
 貸本の棚に鈴原さんの漫画はあったが、買いたいと思える品ではなかったので見送った。しばらく、そのマニアックなコーナーを散策していて、はたと立ち止まる。

 ガロ だ。

P9160029_2  ガロというちょっとマニアックな漫画誌がかつてあった。その雑誌に本来私が唯一好きだといえる漫画家の掲載が多かった。昨今映画化されたりしている「ねじ式」「ゲンセンカン主人」「紅い花」などで有名な(一部かな?)つげ義春さんだ。
 
 かつて10代の頃私は神奈川県のS市に住んでいて、音楽はプログレとハードばっかり聴いているロック好きの変わった子だった。
 学校の帰りにある町に突如現れた摩訶不思議な古本屋「どんど書房」に寄っていた。そこには風変わりなものがたくさんあった。唐十郎の作った雑誌「ドラキュラ」の創刊号も買ったし、「あまとりあ」(これ知ってたらやばいよ。「文化人の性風俗誌」とサブタイトルがついてて、弾圧されて廃刊に至った)とか、「幻想と怪奇」の黒魔術の特集とか。要はいわゆる「カストリ」とか「サブカルチャー」的なものをたくさん置いていた。

 そこへ17歳くらいの私が通い、そんな怪しい本を買い込んでいたわけで。つげ義春さんの漫画も結構買っていた。店のご主人は何も言わなかったけど、私が女子高生のクセにつげ義春や退廃的な神秘的な本ばかり漁っているので、ご主人の印象はかなり強かったんだろうね。というのも、ある日また学校帰りに立ち寄ると初めてご主人に話しかけられたのだ。

 「何で昨日来なかったの?!」

 私がビックリしていると、畳み掛けるようにノックアウトさせられた。

 「昨日、つげさんが来たんだよ」

 何でも、隣接している東京都M市に当時つげ義春さんは住んでいたらしい。変わった本屋なので立ち寄ったのか?とにかく私のショックは相当な物だった。つげさんは私の神様に近い人だったからだ。
 あまりベタ塗りが少なく線をびっしり埋め尽くして描く。妙に情感たっぷり、戦争の匂いが漂ったり、貧しい町工場など場末の雰囲気が退廃的に描かれ、主人公とストーリィが病的、前衛的とも言える着眼点、そしていつも一歩後ろに引いたような第3者的な目で描いているって感じかな…表現が足りない。上手くいえない。えっとね、波の音、川の音、町工場の音などとにかく情景がグッと読み手に伝わってくる…。

 私はガックリと肩を落として帰った。

 そしてつげさんの漫画は引越しを繰り返すたびに所在が分らなくなっていた。今日出会ったのは有名な作品を集めたガロの’68と’71の復刻本を2冊セットにしてあるもので、これはやはり以前に買い損ねていた。価格を見たら、仕事が不安定な私にでも買える額だったので、すぐに購入した。
 レジはさっきのお兄ちゃん。鈴原さんや巴さんの可愛い少女漫画を探してた人がつげ義春さんの本を買っていくって妙だろうなあと思う。

 つげさんはどうしていらっしゃるんだろう。

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