ROCK

2009/11/21

Floatage

 最近メディアプレイヤーやMP3プレイヤーで聴いている再生リスト。いくつかある中で“Floatage”と名付けたちょっとハイな曲のものを紹介。
 音源は60年代最後から70年代後半まで。モノによって今でもカッケー曲もあれば、時代を感じさせるものもあり。でも一様に自分が浮遊感を味わえるような選曲にしたつもり。
 
More Than A Feeling / Boston 
Speak to Me/Breathe / Pink Floyd 
On the Run / Pink Floyd 
Higher and Higher / Moody Blues
Floating / Moody Blues
Eyes of a Child, Pt. 2 / Moody Blues
Beyond / Moody Blues
The Best Way to Travel / Moody Blues
The Word / Moody Blues
Om / Moody Blues
The Walls of Doom / Triumvirat
Put Me On / Styx
Stage Whispers / Be Bop Deluxe
Blinded by the Light / Manfred Mann's Earth Band
On the Run / Manfred Mann's Earth Band
42nd Street / Piper

Space Intro / Steve Miller Band
Fly Like an Eagle / Steve Miller Band
She Came Shining / Pavlov's Dog

 1曲目ボストンはまあ邦題「宇宙の彼方へ」だからね。ピンク・フロイドは歌詞もすっ飛んでいます。「狂気」は自分のプログレのバイブルみたいなアルバム。

 そしてムーディ・ブルース。音は確かに今や古さを感じるものの、アルバムはいつも明確なコンセプトを持っており、プログレでありながら聴きやすいジャスティン・ヘイワードのソフトなヴォーカルナンバーが多い。シンセがない時代当時メロトロンを多用していた。
 リアルタイムで聴いていたことはもちろんほとんどなく、自分は学生の頃若い頃のムーディのベーシスト、ジョン・ロッジが大好きで。声も顔も。もう彼60代だよ…。
 ムーディはいまだに続けている。オリジナルメンバーは3名。グレアム・エッジとジョン・ロッジとジャスティン・ヘイワード。一時期、イエスにもいたパトリック・モラーツなんかもいたけど、キーボードはマイク・ピンダーが好きだった。マイクの書く曲は秀逸だった。
 自分の中ではムーディは「セブンズ・ソジャーン」で一旦終わっていて、その後のアルバムは聴いたり聴かなかったり。
 ムーディ・ブルースについては語ると朝になるのでここでやめる。またそのうちアルバムを紹介したい。

 マンフレッド・マンズ・アース・バンドはこれもまた60年代からやっていたバンドらしいけど、そんな古いのは実際聴いたことがない。マンフレッド・マンのアルバムはアナログ盤で持っていたけれど、CDが欲しくて最近購入。でも欲しかったものはどのサイトを見てもえらく高額だったので仕方がなくベスト盤にした。

 スティーブ・ミラーも最近ベスト盤で購入。変わったおじさんだ。ロックでありカントリーな曲だったのがクスリでもやっていたのか、一時期こんなハイな曲を作っていた。

 最後のパブロフス・ドッグ。多分一番この中ではマイナーだと思う。パブロフの犬だから「条件反射」ってアルバムがある。ヴォーカルが非常に高音(男性)で音質も何ていうか変わっていて、好き嫌いがきっとはっきり分かれるだろう。自分はこの「She Came Shining」という曲で一発で好きになった。というか、それだけをずっと長年聴いていた。

 自分の個人的な再生リストとはいえ、誰かこんな物に共感する人おらんやろかーって思って載せてみた。

| | コメント (0)

2009/11/13

Review 9

Futurama / Be Bop Deluxe

Be_bop_deluxe 70年代前期のグラムロックのテイストをほんの少し残しつつも、煌めきのあるギターサウンドを中心としたハードロック。Be Bop Deluxeの2枚目のアルバム。以前アナログ盤で持っていたが買い直し。ジャケットの白鳥をそのまんまいただいて酉年の年賀状にデザインしたことがあった。

 展開の面白さ、甘美なギターの旋律。これは全曲の作り手でギタリスト&ヴォーカリストのビル・ネルソンのセンスだろうが、このアルバムに関してはクイーンのプロデューサーだったロイ・トーマス・ベイカーもかなり影響しているのかな。確かにクイーンの初期のアルバムに似た雰囲気は持っている。
 
 ギターのきれーな音が好みの方には最初の曲のイントロで分って頂けるかと。全曲に渡ってキャッチーな曲が多く聴きやすいのもいい。がっつりした男臭いハードロックではないことは確かだけれど4曲目のSister Seagullはヘヴィー。
 全曲ちょっとしたギターのリフやアコースティックギターの使い方とか細かい所が好きだ。
 曲によっては10ccを彷彿とさせたり、ロキシー・ミュージックコックニー・レベルを感じたり、やはりクイーンも匂う。この頃のブリティッシュロック界は面白かったな!

 強いて欠点を挙げるとすると、ヴォーカルの声質が甘い。自分はもう少し男っぽい方が好きだ。ま、好みですから。

 タイトルのFuturamaは直訳すると未来の展示だそうだ。だから何ってわけじゃないけど。1975★★★★☆

1.Stage Whispers
2.Love With The Madman
3.Maid In Heaven
4.Sister Seagull
5.Soundtrack
6.Music In Dreamland
7.Jean Cocteau
8.Between The Worlds
9.Swan Song
10.Between The Worlds(Original Single Version)
11.Maid In Heaven(Recorded Live In 1977)
12.Speed Of The Wind

| | コメント (0)

2009/11/11

Review 8

Can't Wait / Piper

Piper  
70年代中期から後期にかけて、アメリカでは色んなハードロック系のバンドが出てきた。その後もうひとつだったけど…というバンドもあったが、大きく成長を遂げたバンドもあった。パイパーは残念ながら前者。
 当時から数曲知っていたので、いつかCDを買おうと思っていてやっと手に入れUSから昨日届いた。

 パイパーはアルバムを2枚しか出していない。その2枚を1枚に収めたアルバムなのでお得。ジャケットはそのまんまなのでいただけない。

 後にむしろソロ活動で有名になっていくビリー・スクワイアが中心となっていて、ほとんどの曲を手掛けている。
 最初の方は聴いていて「たるいなー」。1曲目から当時のアメリカンハードロックらしい小気味良い明るい曲調。理由は分からないんだけど同じテンションで進んでいく感じが少し退屈だった。

 4曲目のSail Away、知っていた曲の一つ5曲目のWho's Your Boyfriendあたりから、これはいいかも…に変わっていく。
 ビリーは確かボストン出身なんだけどサザンロックの匂いもした。
 Who's Your…はいかにもシングル向きなポップな感じの曲。次のTelephone Relationも知っていたのだけど、前曲と同様歌詞の中で曲のタイトルを連呼。2曲こうして並べてしまうとワンパターンに感じて残念に思う。並べたらだめよ。

 7曲目のThe Last Timeは言わずと知れたThe Rolling Stonesの名曲のカバー。ギターがカッコいいし、これもアリだと思う。
 8曲目の42nd Street、これを聴くために購入したようなもの。トリプルギターですから…今となってはそんなに感じないけどやっぱりカッコいい。買って良かった。
 15曲目のようなポップな曲もあれば、16曲目はスピード感溢れる。ただしねー、歌詞がみんなLOVEなんだよね。まあみんなハードロックはそうだったけどなー。根っこがプログレの自分にはどうも物足りない。Stonesならともかく。 

 しかし何だね、日本の女子には大ウケってバンドでもなかったかもね。自分は女子だけど。ビリー・スクワイア濃過ぎた?
 今あえてパイパー聴いてるっての結構笑える。当時の仲間が知ったら「進歩ないな」とか言われそうだ。進歩なんかしないぞ。これからもプログレとB級ハードロックを聴くぞ。2008(1976+1978)★★★☆☆

1.Out of Control 
2.Whatcha Gonna Do 
3.Road 
4.Sail Away 
5.Who's Your Boyfriend (I Got a Feelin') 
6.Telephone Relation 
7.Last Time 
8.42nd Street 
9.Can't Live with Ya/Can't Live Without Ya 
10.Can't Wait 
11.Drop by and Stay 
12.See Me Throught 
13.Little Miss Intent 
14.Now Ain't the Time 
15.Bad Boy 
16.Comin' Down off Your Love 
17.Anyday 
18.Blues for the Common Man

| | コメント (0)

2009/10/29

Review 7 ドイツ2本立て

Spartacus / Triumvirat

1.The Capital of Power 権力の首都   
2.School of Instant Pain 血気の軍団
  - Proclamation
  - The Gladiator's Song-Roman Enter
3.The Walls of Doom 運命の壁   
4.The Deadly Dream of Freedom 自由への虚しい夢
5.The Hazy Shades of Dawn  夜明けの深い影  
6.Burning Sword of Capua カピュアの燃える剣   
7.The Sweetest Sound of Liberty 解放への甘い誘惑   
8.March to the Eternal City 永遠の都、ローマへの行軍
  - Dusty Road
  - Italian Improvisation-First

9.Spartacus スパルタカス
  - The Superior Force of Rome
  - A Broken Dream-The Finale
   

21p1bbdmogl__sl500_aa192_ 
バンド名「トリアンヴィラート」。このアルバムの最初の発売は75年。もちろんレコード。レコードは持っていたが、レコードのマニアではないのでCDの買い直し。それも今から5、6年前のこと。
 たった1曲を気に入って高校生の頃に録音したテープを散々聴いた記憶があり聴いてみた。たった1曲しか知らなかったのだから、彼らの真のファンとも言えない。

 メンバーには申し訳ないけどドイツ版ELP(Emerson Lake & Palmer)なんてことを言われていたことを、今さらになって改めて再認識した…。
 このアルバムは古代ローマのスパルタカスをコンセプトに作られてる。けどまあ聴いて良ければあまり関係なかった。ELPのことはこの際忘れれば、なかなか聴けるアルバムだと思う。
 このアルバムの他に「Pompeii(ポンペイ)」というアルバムも持っているけど、こいつらいつもコンセプトが壮大だな…。

 気に入っていた曲と言うのはThe Walls of Doom。全体的に当時のELPなんかよりはずっと軽い。途中から本当にキース・エマーソンとグレッグ・レイクがいるんじゃないかと思う。だけどこういうの基本的に好きだからね。心地よくていい。1974。★★★★☆


 以前このブログで紹介したFOCUS(オランダ)を皮切りに、10代の頃は自分は「腕」がないのでハードロックをやり、聴くのはプログレが多かった。そう、プログレに飢えていたという感じ。とりあえず耳に入ってくるプログレは何でも聴いてみたかった。
 けど、当時はLPレコードだし、価格も高かったので、思うようにはいかない。そこで聴いていたのがNHK-FMの「ヤング・ジョッキー」。渋谷陽一氏が紹介する曲を余すことなく録音した。もうそのテープは失くしてしまったんだけど、その時の記憶を頼りに少しずつCDを買っている。


 そのテープのThe Walls of Doomの次に入っていた曲を探して、実は最近購入。それが次の紹介↓

Landed / CAN

1.Full Moon on the Highway
2.Half Past One
3.Hunters and Collectors
4.Vernal Equinox
5.Red Hot Indians
6.Unfinished

61cx1fchbbl__ss500_ こちらはつい先月購入。またもドイツのバンド。ひとことで言うとCANはクレイジーで超面白い。上記のテープに録音してあったのが、3曲目のHunters and Collectors。もし初めて聞いたらイントロ部分からその怪しさは伝わるでしょう。
 けどCANってジャンル的にどうなの?ニューウェイブの先駆なんじゃないのか。ちょっと前衛的だし実験的だ。
 で、調べてみたらクラウト・ロックという括りらしいね。リンクをクリックするとウィキペディアへ。クラウス・シュルツとかファウストとか懐かしい名前も並んでる。ジャーマン・プログレの大きな枠の中で繋がっている。自分の好みはやはりプログレを芯にしている。
 にしても自分はいかにただ聴くだけのド素人だ。なーんも知らんと聴いてた。 

 音も面白いがこのCDのジャケットも。ひとりの変装を並べているに過ぎないが、その世界観を象徴しているじゃないのかな。
 実はCANもトリアンヴィラートと同じくもう一枚しか(「SAW DELIGHT」)持っていないので、こいつらがどんな奴らなのか実際はよく分からない。もう長いこと音楽雑誌も読まないし、知ろうともしていなかった。
 音楽性については解りにくいのかもしれない。ただ感覚的な言い方しかできないけど、すっげ面白いことは確か。

 CANの名前の由来もウィキペディアで発見(今頃か~??)。Communism(共産主義)・Anarchism(無政府主義)・Nihilism(虚無主義)の略だそうだ。アナーキーな感じはするしニヒリストな感じもするが共産主義だったとは…。1975.。★★★★★

| | コメント (0)

2009/10/19

ミュージシャン

 しばらく更新が途絶えました。

 その間に残念なニュースがありました。加藤和彦さんの死です。

 かつて、お洒落な京都の加藤さんたちはフォーク・クルセダーズというバンドを作りました。またその後、加藤さんはサディスティック・ミカ・バンドで時代の先端を走っていました。お洒落さんはいつ見てもお洒落さんでした。
 現在の首相の若い頃の写真を見て、加藤さんの若い頃に似てると話していたばかりでした。お二人はほとんど同世代ですからね。

 軽井沢で亡くなりました。「悲しくてやりきれない」です。
 
 ご冥福をお祈り致します。

| | コメント (2)

2009/10/05

Review 6

The Beatles BOX

Ca390358

 リマスター盤のボックスセット。黒の方。
 ニュースでも騒がれていたが当初買うつもりは全くなかった。たまたまCDショップでそのCDの話で盛り上がってしまい、つい買うことになった。どうせビートルズはCDで持っていなかったのでいずれ遅かれ早かれ買ったと思う…。
 SOLD OUTだったが、予約すると1週間ほどで連絡がきた。今気づいたけどAmazonで今ならば28,000円ちょっとで買えた(定価は35,800円)のね。ちょっと痛いな。

 ビートルズのアルバムが全部収められている。プラス動画(CDにおまけされているものとそれをまとめたもの)、そしてアルバムに収録されなかった曲たちのアルバム「パスト・マスターズ」。ここにはドイツ語の「抱きしめたい」「She Loves You」も。
 ちなみに自分は中学の頃、ドイツ語版のLPレコードを買ってしまったためドイツ語で歌えます(だから何?)。

 自分はすでにこの世にはいない2人(ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン)が好きやったな。
特にジョージの曲は独特のメロディが好きだった。
 ジョンは個性的な詩と曲を作ってくれた。また、ツイスト・アンド・シャウトなど、お手本みたいなシャウトがえらくカッコいい。
 ポール・マッカートニーは天才だな。20代前半で既に老練の作曲家のようなメロディラインを生み出している。誰の人の琴線にも触れるメロディを容易に作る。そしてポールはヴォーカルもなかなかで、色んな声で優しくも激しくも歌う。やー天才だ。
 でも好きなのはジョージとジョン。
今となってはジョージのライブを見られたので幸せだと思う。

 で、内容は…。自分はリマスター盤での音質云々よりも純粋にまとめて買って楽しんでいるというのが一番だが、あえて音質に触れるとすれば、強く感じたのは低いベース音がはっきりくっきりして迫力が増した気がする。何かこう前に出る感じ。

 まあ聴いてみて欲しいよ。アルバムはバラでも販売しているし。
 自分は「Abbey Road」と「THE BEATLES」(“ホワイトアルバム”)が好みです。

| | コメント (0)

2009/05/02

忌野清志郎…

 忌野清志郎さんが亡くなった。

 自分はRCにはてんで詳しくないんだけど、そのロック魂はしっかり伝わっていたよ。物凄いショック。復活祭やってたじゃないか…。

 RCが大好きだった高校時代のバンド仲間がひとりいるんだ。大丈夫かな…。

 まだ信じられないけど…その死を悼みます。

| | コメント (4)

2009/02/16

ハードロック三昧。

 松井君は練習中の怪我のためにPSG戦に帯同しなかったとか。今週は水曜にUEFA杯決勝トーナメントがあるけど、果たして出られるのだろうか。ま、無理せず。

************************************

 背後のテレビでMTVを録画しながら聴いている。本当に最近の番組かどうか知らないけど、洋楽ハードロックTOP100というホットな長時間のプログラム。家族が仕事で今夜はいないので録画を頼まれた。やべっちFCはオーストラリア戦のことをやるんだろうけど、思い切って見なかった。いいのだ。彼の勇姿は自分の頭に刻んである。

 アメリカで投票しているから内容が面白い。恐らく日本人の趣向と微妙に違うだろう。しかも自分は長いことロックの時間が止まっているので、90年代からこっちの音楽をあまり知らない。だけど古いものと新し目のものと混じって放送されているが、なかなか楽しんでいる。
 解説をするミュージシャンがまたすごい顔ぶれ。ロニー・ジェイムス・ディオがいたり、イギー・ポップがいたり、デヴィッド・カバーディルがいたり、オジー・オズボーンエドガー・ウインターアリス・クーパー、スラッシュがいた。他にも書ききれない有名人たち。
 自分は時間が止まっているので、60~80年代のバンドのその後の情報まで入っていてなかなか嬉しい。でもレイナード・スキナードのあの彼まで亡くなっていたのとか、ランナウェイズのサンディも亡くなっていたのは驚いた。自分はランナウェイズと同世代なので(分からない人には分からなくていいよ)。

 イギーは今もカッコいいな。デヴィッドもあまり変わってない、むしろ今のほうがいい男だ。もうひとつ驚いたのはZZ TOPが意外にも下位だったこと。もっと上だと思った。もう親父過ぎる?

 アリス・クーパーで思い出したけど、最近のアル・クーパーを先日見る機会があった。あまりの変貌ぶりに膝から崩れ落ちた。いや、あんまり人のこと言えた義理じゃないんだけどな。あれはナイよマジで。100位までは紹介しないけどこんな感じだったよ。

  1 GUNS'N ROSES / WELCOME TO THE JUNGLE
  2 AC/DC / BACK IN BLACK
  3 LED ZEPPELIN / WHOLE LOTTA LOVE
  4 BLACK SABBATH / PARANOID
  5 METALLICA / ENTER SANDMAN
  6 THE WHO / WON'T GET FOOLED AGAIN
  7 NIRVANA / SMELLS LIKE TEEN SPIRIT 
  8 AEROSMITH / WALK THIS WAY
  9 VAN HALEN / RUNNIN' WITH THE DEVIL
   10 MOTORHEAD / ACE OF SPADES

 ガンズが1位でしたね。観ましたね武道館のアリーナの一番前で!アクセルの目の前で拳を突き上げていましたよ…。攻撃的な気持ちで。

| | コメント (2)

2008/09/18

The Great Gig in the Sky.

 ロンドン生まれのロックミュージシャン、リチャード・ライトが死去した。昔はリック・ライトって言われてた。ピンク・フロイドのキーボード奏者であり、素晴らしい楽曲を数多く手がけた人だ。

 私がプログレッシブロックに足を突っ込んだきっかけはオランダのバンドFOCUSだったが、どっぷりとプログレに浸るきっかけになったのは紛れもなくピンク・フロイドだ。

 彼の死去のニュースを新聞で見た時に震えが来た。彼の音楽にどれほど心を揺さぶられたか。彼にお礼を言いたい。

 ピンク・フロイドは言うまでもなく最初はサイケデリックなバンドだったけど、シド・バレット(実はシドが2006年に亡くなっていたことも今日知った。これはこれで本当にショックだ)が抜けてからプログレへと変貌していく。『神秘』『モア』『ウマグマ』『原子心母』『おせっかい』と彼らの才能が花開いていった。その集大成だと個人的に位置付けているのが、やはりThe Dark Side of the Moon(邦題:狂気)ではないだろうか。
 彼のことを思い出そうとしたら、ふーっと頭の中に浮かんできたのは狂気の中のスキャットが印象的なThe Great Gig in the SkyUs and Them。この曲が彼の作品だったことなんか忘れていたのに。
 
 その後のアルバムも勿論好きだけど、これを超えるものはない。自分は今でもこの1973年発表のアルバムをしょっちゅう聴いているが、この曲を聴くために生きているのではないかと思うことすらある。通勤の時などに聴いていると泣きそうになって困ることもある。
 
 美しく静かに狂気が満ちていく。その世界観みたいなものを漠然とピンク・フロイドの音楽に感じていた。

 さよならリック。

| | コメント (0)

2008/07/14

Review 5

 Reviewっていうより人に薦めたいだけの話です。そんなコマイ話は書けない。

Bss  日に一度は聴いているアルバムがある。Emerson Lake & PalmerのBrain Salad Surgery(邦題・恐怖の頭脳改革)。王道以外のプログレを聴こうと思いつつも聴いてしまう。Karn Evil 9:st Impression,Pt.1なんか叩かれるスネアになりたい(ドM?)、いやカール・パーマーになりたいとさえ思ったよ。

 全体的にはジャジーかな。しかしまぁ邦題の恐怖の頭脳改革ってなんだろうね。確かに当時インパクトはあったけど。楽曲、演奏技術はもちろん構成も素晴らしい。非の打ちどころないっす。
 ちなみに自分のこのブログのURLにBrainsaladを用いているのは勿論偶然ではありません。

 シンセはまだしもオルガン系?の音にはさすがに古さを感じるが、楽曲自体全く色褪せない。Toccataで雷に打たれ、Karn Evil 9で帰って来られなくなる、そんな感じかな。わー曖昧だ。表現者にホンマ向いてない…。

 カールは今年エイジアとして来日、10月にキース・エマーソン来日するんだよな…。あれ?グレッグって今何やってるの?
 キング・クリムゾンは毎回来日時には足を運んだし、ピンク・フロイドは一度見た。こいつらは遂に見逃したんだよね。万が一、再結成で来日とか夢のような話があったら、何をおいても行く。ただし、プログレのライブを見に行っていつも思うことが一つ。日本人のノリが…妙に聞き入るか、変な手拍子っちゅうのが。魂を揺さぶられてるんならもっと乗れよ!プログレファン!

 正直こういった高度なものを聴いているので、まだまだ今世紀の音に馴染めないんだな。1973。★★★★★+++

1.Jerusalem

2.Toccata

3.Still…You Turn Me On

4.Benny the Bouncer

5.Karn Evil 9:1st Impression,Pt.1

6.Karn Evil 9:1st Impression,Pt.2

7.Karn Evil 9:2nd Impression

8.Karn Evil 9:3rd Impression

9.Making of Brain Salad Surgery

| | コメント (0)