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2011年8月16日 (火)

2011夏旅日記 7 福井市・砺波市

 湯元舘の朝ごはん。「まごわやさしい」という体に優しいものをテーマにしている。

Yumoto

 えび豆と赤こんにゃくの胡麻きんぴらは美味しい。赤こんにゃくは滋賀県東部の名物。
 焼き魚は小ふぐの一夜干し。肉厚でぷりっとしていた。
 ヨーグルトにかかったソースは、近江安曇川産のアドベリー。美味しいので買って帰った。ごちそうさまでした。また来ます。

 宿を出て大好きな琵琶湖沿いの国道161号を堅田、新旭、今津、マキノと通る。道の駅マキノ追坂峠で一休み。

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 奥琵琶湖をかすめて福井へ入る。

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 敦賀半島は山から雲がわき立つ天候。

 福井市内の今回の旅の目的の一つである、一乗谷朝倉氏遺跡へ。今、白い犬の某携帯電話会社がなぜか一乗谷でCMでロケをしているけど、そのせいで行くわけじゃないので。

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 戦国時代まで栄えた朝倉氏の遺跡。埋もれてしまった城下町の発掘が昭和42年から進められ、焼き払われて土台だけ残っていた土地に建物などを復元した。
 
 以下誤りがあるとは思いうが、勝手にこうだったと思っていることを書いておく。
 朝倉孝景の代に応仁の乱での活躍をきっかけに一乗谷へ本拠を移したそうだ(ここはHP丸写しですまぬ)。5代にわたって繁栄したが、義景の時代に、まぁ簡単に言っちゃえば、仲が良かった浅井氏とともに織田信長に反旗を翻す形となったものの、劣勢となっても信長に降伏することなく朝倉義景は自害し、一乗谷の美しい城下町は信長によって焼き討ちにあい朝倉家は滅亡した。焼き払うとは何事だよ。昔の人は恐ろしい。
 その後、浅井氏も小谷城を信長に攻められ、彼も自害し浅井氏も滅んだとか。
 朝倉氏・浅井氏に同情する。

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 自然豊かな地に屋敷を構え、店も多数あったと見られる。足利なんたらを迎えた寺も跡しかない。

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 何より驚いたのは風呂の跡。露天風呂だったのかな。石の配置も優美な風呂だったようだ。お湯を引いていたんだろうか。

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 空き地になっている草むらはバッタの天国となり、まさに夏草や兵どもの夢のあと。

 資料館なども自然に溶け込むような造りで好感が持てる。炎天下だとちょっときついが、この日は時々小雨の降る天候で、見学にはちょうど良かった。

 朝倉氏の遺跡から大本山永平寺へ向かった。参道に車で入ると沢山のお店のおばちゃんが、こっちへ停めろと手を振るのでびっくり(笑)。入口から一番近い店にした。

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 曹洞宗大本山の名に恥じぬ、想像をはるかに上回る規模。そして当然のことながら歴史を感じさせる大きな杉は樹齢700年とか。鬱蒼とした山の中に開かれた道場だ。
 真夏なので、大晦日のNHK「ゆく年くる年」で以前放送された雪の中の永平寺の厳格な雰囲気とは違うが、心の支えになる力強さが漂う。

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 まずは大広間で説明を受けてから各自見学に出る。どこで写真を撮っても構わないが、僧にカメラを向けないよう、フラッシュは絶対に使わないよう説明があった。
 にも関わらず、フラッシュをたく人があちこちに。アホか。文化遺産にもひとしいどれだけ大切なものか分からないようだ。もしくはおじさんが多かったが、コンデジの使用方法を分かってないようだ。フラッシュを禁止にしとけとブツブツ言いながら、他の人とは別行動で回る。

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 京都・東本願寺の項でも書いたけど、仏教はおおらかだとこの旅で何度も思った。永平寺は修業場なので修行僧にとっては大変な厳しい場だと思うが、訪ねる一般人には優しい。しかし階段は長谷寺よりも多いので、お年寄りは大変そうだった。

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 無宗教のまま亡くなった父を弔う際にお願いしたお寺がたまたま曹洞宗だったので、実家は曹洞宗になっている。ちょっと父のことを思い出した。

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 参道に戻って駐車した店でアイスコーヒーと胡麻豆腐という永平寺ならではの組み合わせをいただいた。
 永平寺からの帰り道でみた看板。大震災の後だけに心に突き刺さる言葉だ。

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 北陸道を使って富山県砺波市へ。屋敷林のある風景。

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 画像は無関係のお宅だが、火野正平さんが自転車で旅をする「にっぽん縦断こころ旅」で彼がお邪魔した屋敷林のあるお宅の前を通った。どこも似ているが絶対間違いないな。

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 宿は庄川地区の里山にある人肌の宿 川金。温泉宿ということで一応確認はしてきたが、場所は良さそうだが宿は正直期待はしていなかった。

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 まわりは田んぼと川と林と山。

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 少し不便な地域なのに宿の努力を感じる立派な宿だ。笑顔のサービスもつかず離れずでいい。とにかくどこにいてもゆっくりできるのがいい。

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 お風呂は露天と内風呂。内風呂からは石の配された庭を見る。また1人の時間が長くて貸切に近かった。

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 昼間の露天は少し雨が降っていたが、夜に露天に入るとカエルの声が響いて、中に入るガラス戸にアマガエルが1匹張り付いていた。カエルは好きだけど、こっちも無防備なので一瞬躊躇してからそーっと戸を開けて中に戻った。カエルは微動だにしない。虫待ちなんだろう。

 ここは和室が素敵なのに洋室を頼んでしまった。が、その洋室も洗面にハンドソープがない以外はちゃんとしたホテル並みの部屋だった。

 夕食は別室で。今は使われていない釜のような露天風呂があるきれいな部屋。
 食事とともに外が暗くなって行く様はなかなか美しかった。

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 夕食の献立があったはずなのになくしたようで・・・。

Kawakin

 刺身も鮎も蒸し鍋も冷たい茶碗蒸しも美味かった。多くてとても食べ切れないでいたら、係の女性に、鰻の押し寿司(一番下の左)は部屋で夜食にどうぞ、と言われた。
 若い子じゃないのでそんなにすぐにお腹は空かない。きれいに包んで実は翌日のお昼ご飯にした。美味かったな。

 食事と温泉だけを楽しむ地元の方もいるようで、ロビーでも女性たちの笑い声が絶えなかった。

 静かな里山の夜。おかげでぐっすり眠れた。

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